サイクロン掃除機の静音性・運転音について調査しました。静音性の高い順番にリスト化していますので、購入前の参考資料としてご利用ください(メーカー公表値のみ)
騒音の目安として「普通の会話」は約60dBと言われています。したがって運転音が60dB以上の製品は、掃除中に話しかけられても聞こえない位の「騒音」が発生すると思われます。
静音性に関しては国内家電メーカーのハイエンドモデルが上位を占めています。音が静かなサイクロン掃除機を探している人は、国産サイクロン掃除機を選んだほうが良いでしょう。
運転音を抑えるためには、消音器(サイレンサー)や吸音材をふんだんに搭載する必要があります。そのため低騒音を売りにする製品は大きく重くなり、価格も高価になりがちです。
またサイクロン方式によっても、運転音の大きさに違いがあるようです。
サイクロンの遠心分離のみでゴミを除去する「フィルターレスサイクロン」よりも、フィルターとサイクロンを併用する「ハイブリッドサイクロン」のほうが音は静かなようです。また遠心分離をしない「擬似サイクロン」は低価格な商品が多いので静音性も高くありません。
ちなみにダイソンはサイクロン掃除機の運転音を一切公表していません。
同社の製品は「静粛性能」よりも「吸引性能」を重視しているようです。それゆえ日本製サイクロン掃除機と比べると運転音は大きめです。あくまで私感ですが、最新モデルの「ダイソン DC48」は60dB前半、「ダイソン DC46」は60dB半ば、「ダイソン DC26」は60dB後半~70dB以上といった印象です。