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《激安サイクロン掃除機の性能は???》

家電量販店やホームセンターに行くと、1万円以下の激安サイクロン掃除機が売られています。

あまり知られていない中小メーカーの製品が多いようですが、有名企業(ツインバード、アイリスオーヤマ、ヤマゼン、ニトリなど)も、激安サイクロン掃除機を製造・販売しています。

「ダイソンは高くて買えないけれど、これなら…」と思った人もいるでしょう。それなりに売れている激安サイクロン掃除機は、ダイソンなどの高価なサイクロン掃除機と一体何が違うのでしょうか?

実は、激安サイクロン掃除機の多くは「サイクロン風」掃除機なのです。

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多くの激安サイクロン掃除機は、空気とゴミの遠心分離能力が不完全です。それゆえゴミの除去はダストカップのフィルターに頼っています。見た目はサイクロン風ですが、実のところ大昔の「フィルター式掃除機」と変わらないのです。

80年代に紙パック式掃除機が登場するまで、掃除機はフィルター式が主流でした。ご年輩の方は覚えておられるかもしれませんね。

フィルター式掃除機は、文字どおり、ゴミと空気の仕分けを内蔵するフィルターで行います。ゴミ捨ての時にはホコリが舞い上がり、使い続けるとフィルターにゴミがびっしりと付着するため、お手入れが大変な代物でした。

そこで登場したのがゴミ捨ての手間を大幅に軽減した「紙パック式掃除機」です。定期的に紙パックを交換する必要がありますが、フィルターの手入れが不要でゴミに触れずに捨てられるため、紙パック掃除機は好評を博しました。

以降、家庭用掃除機は紙パック方式が主流となり、フィルター式掃除機は「過去の遺物」として消え去るはずだったのですが…。

2000年ごろ、ダイソンの大ヒットにより国内メーカーはあわててサイクロン掃除機を発売します。その時、商品企画に頭の良い人がいたのでしょう。「昔懐かしいフィルター式掃除機にダストカップを付ければ、サイクロン掃除機として売れるのでは?」と考えたようです。

多くの激安サイクロン掃除機は、ほとんど遠心分離をしていないのにも関わらず、透明なダストカップを取り付けてサイクロン風の外見に仕立てています。しかも日本では吸い込んだゴミを回転させていれば、もれなく「サイクロン掃除機」を名乗れるのです。摩訶不思議な話ですよね。

「ダストカップの中でゴミが回っているじゃないか!」と反論する人もいそうですが、形を工夫すれば気流でゴミを回転させるのは簡単です。遠心分離しないので、単に吸い込んだゴミがクルクル回るだけなのですが…。

お店に並ぶ「ダイソンもどき」の激安サイクロン掃除機を見るたびに、メーカーの隠された意図が窺える気がします。しかし「サイクロン」と書いてあるだけで飛びついてしまう消費者にも問題があるように思います。

以上の理由から当サイトでは「1万円以下の激安サイクロン掃除機」はおすすめしません。安い掃除機が欲しい人は紙パック掃除機を買いましょう。

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