サイクロン掃除機比較NAVIは、人気ランキングの掃除機を辛口評価するサイトです。
他では読めない本音の製品レビューを紹介。ダイソン・パナソニック・シャープ・東芝・日立・三菱電機など、サイクロン式掃除機の長所と短所を徹底比較しています。
売れ筋商品のおすすめランキング、サイクロン掃除機に関する口コミ・評判なども、購入検討の参考になりますよ。
- 【2017年】サイクロン掃除機おすすめランキング。メーカー別12機種比較
- 【第1位】 パナソニック MC-SR540G プチサイクロン
- 【第2位】 パナソニック MC-SR34G プチサイクロン
- 【第3位】 ダイソン CY25AF Dyson Ball Animal+Fluffy
- 【第4位】 ダイソン CY25AN Dyson Ball Animalpro
- 【第5位】 三菱電機 TC-ZXF30P 風神
- 【第6位】 三菱電機 TC-ZXF20P 風神
- 【第7位】 シャープ EC-G8X パワーサイクロン
- 【第8位】 シャープ EC-P8X パワーサイクロン
- 【第9位】 東芝 トルネオV VC-MG910
- 【第10位】 東芝 トルネオV VC-MG710
- 【第11位】 日立 パワーブーストサイクロン CV-SD900
- 【第12位】 日立 パワーブーストサイクロン CV-SD700
- 日本のサイクロン掃除機市場について
【2017年】サイクロン掃除機おすすめランキング。メーカー別12機種比較
当サイトが独断と偏見で選んだサイクロン掃除機ベスト12機種です。お手入れのしやすさ、性能、価格を考慮してセレクトしました(ランキングは随時更新しています)
【第1位】 パナソニック MC-SR540G プチサイクロン
パナソニック サイクロン掃除機 ブラウン MC-SR540G-T
2016年9月に発売されたパナソニック製サイクロン掃除機の最上位機種。ダイソンに負けない遠心分離性能を備えながら日本的な便利機能も搭載しています。本体2.6キロの軽量タイプ。独自のダブルメタルサイクロンで2年間お手入れ不要です。
ヘッドを踏むだけで隙間ノズルに変化する「親子のノズル」、暗がりを照らす「LEDナビライト」、ゴミを検知する「ハウスダスト発見センサー」などパナソニック独自の機能が満載です。
【第2位】 パナソニック MC-SR34G プチサイクロン
パナソニック サイクロン掃除機 メタリックレッド MC-SR34G-R
2016年9月に発売されたパナソニック製サイクロン掃除機。上位モデルの「MC-SR540G 」と比べてフィルターがシンプルなので細かいホコリをキャッチする性能は劣ります。
またLEDナビライトが子ノズルだけになっていたり付属品も少なかったりという違いがあります。しかしそれ以外の性能は同じなのでお得感があると思います。
【第3位】 ダイソン CY25AF Dyson Ball Animal+Fluffy
ダイソン サイクロン式クリーナー(パワーブラシ) ニッケル&レッド/ブルー【掃除機】Dyson Ball Animal+Fluffy (ダイソンボール アニマルプラスフラフィ) CY25AF
2016年10月に発売されたダイソン製キャニスター型掃除機のフラッグシップモデル。標準ヘッドが2種類も付属しており掃除場所に合わせて使い分けられます。
ゴミと空気の遠心分離性能は最強であり他社の追随を許しません。またダイソン独自のアタッチメントが豊富なので普段の掃除はもちろんペットオーナーにもぴったりです。
ただし国産品と比べて運転音はかなり大きく気になる人も多いと思います。またヘッドの自走機能やLEDライトなど日本的な便利機能は一切ないので注意が必要です。
【第4位】 ダイソン CY25AN Dyson Ball Animalpro
ダイソン サイクロン式クリーナー(パワーブラシ) ニッケル&パープル/レッド【掃除機】Dyson Ball Animalpro (ダイソンボール アニマルプロ) CY25AN
2016年10月発売のダイソン製キャニスター型掃除機。上位機種の「CY25AF」と比べて付属品の種類が少ないのですが、それ以外の機能・性能は全く同じです。特別なアタッチメントが必要ない人におすすめのモデルです。
【第5位】 三菱電機 TC-ZXF30P 風神
三菱電機 サイクロン式クリーナー プレミアムタイプ(風神) ブラウンゴールド TC-ZXF30P-N
2016年8月に発売された三菱電機のサイクロンクリーナー。ゴミを吹き飛ばす「エアブロー機能」、回転ブラシを引き抜くだけでからんだ毛を除去できる「毛がらみ除去」など他社製品にはないユニークな機能が特長です。
機能・性能は2015年型と変わらないのですが付属品が改良されさらに使いやすくなりました。しかし旧型にあったスマートフォン対応機能は残念ながら廃止されています。
【第6位】 三菱電機 TC-ZXF20P 風神
三菱 サイクロン式クリーナー(自走パワーブラシ) メタリックブルー【掃除機】MITSUBISHI 風神 TC-ZXF20P-A
2016年8月に発売された三菱電機製サイクロン掃除機の下位モデル。ヘッドがシンプルになり「毛がらみ除去」「エアブロー機能」も省略されるなど機能が減っています。
また付属品も上位機種の「TC-ZXF30P」に比べると少なくなっていますが基本的な性能は共通なので普段の掃除には問題なく使えると思います。
【第7位】 シャープ EC-G8X パワーサイクロン
シャープ サイクロン掃除機 ゴールド系 EC-G8X-N
2016年9月に発売されたシャープ製サイクロン掃除機の上位機種です。8気筒のフィルターレスサイクロンを搭載しており吸引力が長持ちします。
また壁際のゴミを効率よく吸い取る「高圧吸引バンパー」、床の菌まで拭き取れる「極細ループから拭きブラシ」、高性能「フッ素加工ULPAクリーンフィルター」、「軽量グラスファイバーパイプ/スリムホース」、「コンパクトふとん掃除ヘッド」など高級モデルらしい機能を搭載しています。
しかし本体のデザインが2015年型の「EC-PX700」と共通になったのが気になります。
【第8位】 シャープ EC-P8X パワーサイクロン
シャープ サイクロン掃除機 ピンク系 EC-P8X-P
2016年9月に発売されたパワーサイクロンの下位モデルです。「EC-G8X」と比べてヘッド・パイプ・ホース、排気フィルター、付属品がシンプルになっています。その代わり値段が約1万円安くリーズナブルです。
【第9位】 東芝 トルネオV VC-MG910
東芝 サイクロン式クリーナー(自走パワーブラシ) グランレッド【掃除機】TOSHIBA TORNEO V(トルネオ ヴィ) VC-MG910-R
2016年8月に発売されたトルネオVシリーズの上位機種です。12気筒のフィルターレスサイクロンでゴミと空気を遠心分離。吸引力が長持ちします。
ゴミを検知する「ゴミ残しまセンサー」、暗がりを照らす「ワイドピカッとブラシ」などの便利機能を採用。また電動ふとんブラシ「パワービーターヘッド」が付属します。
回転ブラシの改良とボディカラー以外、2015年型の「VC-MG900」から変化がないのが気になります。
【第10位】 東芝 トルネオV VC-MG710
東芝 サイクロン式クリーナー(自走パワーブラシ)ライトピンク【掃除機】TOSHIBA TORNEO V (トルネオ ヴイ) VC-MG710-P
2016年8月に発売されたトルネオVシリーズの下位モデル。上位機種「VC-MG910」との違いは「本体カラー」「ふとんモード」「付属品」となっており基本性能に違いはありません。
電動ふとんブラシ「パワービーターヘッド」が不要なのであれば上位機種と同じ性能なのでお買い得品だと言えるでしょう。
【第11位】 日立 パワーブーストサイクロン CV-SD900
日立 サイクロン式クリーナー(自走パワーブラシ) シャンパンゴールド【掃除機】HITACHI パワーブーストサイクロン CV-SD900-N
嵐のCMでおなじみの日立製サイクロン掃除機(2016年7月発売)。こちらの「CV-SD900」は「電動ふとん吸口 G-DF5」が付属する最上位機種です。
前後左右から吸引する「ジェット吸引スマートヘッド」、高い場所の掃除に便利な「ワイドブラシ+曲がるロング吸口」、0.3マイクロメートル以上のゴミを99.999%キャッチする排気性能を持ち、運転音も最大54デシベルと非常に静かです。
ただしサイクロンシステムが遠心分離とフィルターを併用する「ハイブリッドサイクロン」なので、他社のフィルターレスサイクロン掃除機に比べると吸引力が落ちやすくお手入れも面倒です。
【第12位】 日立 パワーブーストサイクロン CV-SD700
日立 サイクロン式クリーナー(自走パワーブラシ) ルビーレッド【掃除機】HITACHI パワーブーストサイクロン CV-SD700-R
2016年7月に発売された日立製サイクロンクリーナーの中位機種。上位機種の「CV-SD900」との違いは本体カラーと付属品であり基本性能は共通です。「CV-SD700」のほうが値段が安いので「電動ふとん吸口 G-DF5」が不要であれば検討してみても良いでしょう。
日本のサイクロン掃除機市場について
日本の掃除機市場は、サイクロン掃除機と紙パック掃除機がシェアを二分しています。ゴミを紙袋に溜める紙パック式に対して、サイクロン式は遠心力を利用して吸い込んだゴミと空気を分離する新しいタイプの掃除機です。
世界に先駆けて実用的なサイクロン掃除機を製品化したのは、工業デザイナーのジェームズ・ダイソン氏です。1980年代に日本企業との提携によりサイクロン掃除機「G-Force」を製品化。1993年に「吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機」のキャッチコピーでおなじみの英・ダイソン社(Dyson)を設立し、スティック型のサイクロン掃除機「DC01」を発売しています。
1998年、ダイソン社は日本法人を設立し、国内の掃除機市場に新規参入しました。
ダイソンのサイクロン掃除機は「ルートサイクロンテクノロジー」と呼ばれる独自のサイクロン技術と個性的なデザイン、一般的な掃除機の2~3倍となる価格が話題となり、一大センセーションを巻き起こしました。また「紙パック不要」「吸引力が長持ちする」「掃除の都度ゴミを捨てられる」等のメリットが消費者の支持を得て、新たに国内サイクロン掃除機市場が確立されています。
ダイソンの成功に刺激された国内メーカー各社も2000年以降、一斉にサイクロン式掃除機を発売しています。しかし日本メーカー製のサイクロン掃除機には、ダイソンと同じ「フィルターレスサイクロン」の他に「ハイブリッドサイクロン」「擬似サイクロン」を採用する製品があり、消費者の混乱を招きかねない状況が続いています。
近年は、ダイソンと同様に本格的な遠心分離を行う国産フィルターレスサイクロン掃除機が増えています。また小型化、軽量化、静音化、クリーンな排気など、独自のコンセプトを追求したサイクロンクリーナーが登場しています。