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サイクロン掃除機のコラム タイトル画像

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《サイクロン掃除機にも色々な種類がある!》

家電量販店の店頭には実に様々なサイクロン掃除機が並んでいます。

5万円以上する有名メーカー製の高級機から、1万円以下で買える激安サイクロン掃除機まで、どれを選べばいいのか迷う人もいるでしょう。

5万円の掃除機と1万円の掃除機は、どちらも同じサイクロン掃除機なのでしょうか? そもそも何が理由で価格の違いがあるのでしょうか? こちらで詳しく説明したいと思います。

市販のサイクロン掃除機を大まかに分類すると以下のようになります。

  • フィルターレスサイクロン(遠心分離のみ)
  • ハイブリッドサイクロン(遠心分離とフィルターを併用)
  • 擬似サイクロン(遠心分離なし)
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フィルターレスサイクロン

サイクロンの遠心力のみでゴミと空気を分離するサイクロン掃除機です。大小のサイクロンを複数搭載する「多段サイクロン方式」により、強力な遠心力を発生させているのが特徴です。

微細なゴミまで遠心分離で除去できるため、ダストカップのフィルターはありません。結果としてお手入れの回数が少なく吸引力も長持ちします。ダイソン、東芝、三菱がフィルターレスサイクロン掃除機を発売しています。

ハイブリッドサイクロン

大きなゴミはサイクロンで遠心分離し、取り除けなかった微細なゴミはダストカップに取り付けられたフィルターで除去するサイクロン掃除機です。当然のことながらフィルターが汚れると吸引力が低下するため、定期的なお手入れが必要です。

ハイブリッドサイクロン掃除機の中には、吸引力を持続させるために、掃除が終わるとフィルターのゴミを叩き落とす「自動クリーニング機能」を搭載する製品もあります。パナソニック、シャープがハイブリッドサイクロン掃除機を主力製品として発売しています。

擬似サイクロン

吸い込んだ空気をダストボックス内で回転させて、フィルター全体にホコリが付着しないよう圧縮して溜め込む方式です。ゴミの大部分をフィルターでこしとるだけなので、本格的なサイクロン掃除機とは全くの別物ですが、不思議なことに日本では何らかの形で空気を回転させていれば「サイクロン掃除機」と名乗っても問題ないようです。大手メーカーでは日立がこのタイプの掃除機を主力として販売しています。

擬似サイクロン掃除機は、揶揄する意味も込めて「サイクロンタイプ」「なんちゃってサイクロン」「偽サイクロン」と呼ばれることがあります。またメーカーによっては、空気を回転させていない製品でも、紙パックを使用せずゴミをダストカップに集める構造であれば、サイクロンクリーナーと呼んでいるようです。

お手入れが簡単なのは?

最もお手入れが簡単なのは「フィルターレスサイクロン掃除機」です。

ダストカップのフィルターがなく、細かいゴミやチリまで遠心分離するので汚れにくくなっています。唯一、モーターを保護するフィルター(プレモーターフィルター)の水洗いが必要ですが、数ヶ月~数年に1回で十分だとされています。

お手入れの目安については、ダイソンは「2~3年に一度が目安」、東芝は「メンテナンスサインが点滅・吸引力が弱くなったとき」、三菱は「汚れが気になったとき」としています。

次にお手入れ回数が少ないのは「ハイブリッドサイクロン掃除機」です。

このタイプの掃除機は手入れの手間を減らすために、掃除後にフィルターのゴミを叩き落とす「自動クリーニング機能」もしくは「手動クリーニング機能」を搭載しています。

フィルターお手入れの目安は、パナソニックは「フィルターチェックランプ点灯時・ゴミを捨てても吸込力が回復しないとき」、シャープは「フィルターランプ点滅時・吸引力が弱くなったとき」としています。

最もお手入れが面倒なのは「擬似サイクロン掃除機」です。

吸い込んだゴミが直接フィルターに付着するのでかなり手間がかかります。さすがにメーカーも気になるのか、一部の製品(日立など)は、ダストボックスのフィルターに市販のティッシュペーパーを被せて、直接フィルターにゴミが付くのを防ぐ工夫をしています。ただしフィルターの上にティッシュペーパーを重ねるため、吸込仕事率が下がってしまいます(約5W)

フィルターお手入れの目安については、日立は「本体ランプが点滅したとき・吸込力が弱くなったとき」としています。

一般的に「フィルターレスサイクロン掃除機」は値段が高く、3万円以上の製品がほとんどです。一方「擬似サイクロン掃除機」は、昔からある技術を今風にリニューアルして見せている代物なので、比較的安価で販売されています。

もちろん「擬似サイクロン掃除機」を買うことが悪いわけではありませんが、同じような見た目のサイクロン掃除機だとしても、中身は全くの別物であるということを理解しておきましょう。

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