「東芝 トルネオV コンパクト VC-JS4000 ジャパネットたかたモデル」は東芝がテレビショッピングの「ジャパネットたかた」向けに製造するサイクロン掃除機です。
2013年発売の「トルネオV コンパクト」シリーズをベースに開発されており、LEDライト付きの「ワイドピカッとブラシ」を採用。付属品を追加してカラーバリエーションも増えています。
後継機種は「東芝 トルネオV コンパクト VC-JS5000 ジャパネットたかたモデル」です(2016年9月発売)
目次
製品情報
東芝 サイクロン式クリーナー トルネオV コンパクト シャイニーレッド VC-JS4000(R)
「トルネオV(トルネオ ヴイ) コンパクト VC-JS4000 ジャパネットたかたモデル」は、2013年10月発売の「トルネオV コンパクト」シリーズ(生産終了品)をベースに開発されたジャパネットオリジナル商品です。
10気筒の小型サイクロンで遠心分離を行う「バーティカルトルネードシステム」を搭載。フィルターレスサイクロン方式なので、お手入れの手間が少なく吸引力が長持ちします。
ヘッドはカーボン素材で軽量化された「イオンカーボンヘッド」です。モーター駆動方式の「回転ブラシ」を内蔵しており、軽く押すだけでヘッドが前進する「自走機能」を搭載しています。
本体カラーは「シャイニーレッド」「ロイヤルブルー」「プレミアムゴールド」「プレシャスオレンジ(ネット限定)」の4種類です。付属品は「付属品用ホース、ふとん用ブラシ、すき間ノズル、お手入れブラシ」の4点となります。
また別売品として「フリーアングルブラシ付3段伸縮すき間ノズル VJ-N2(税別2,500円)」「丸ブラシ(馬毛製)VJ-M2U(税別1,200円)」が用意されています。
VC-JS4000のおすすめポイント(長所・メリット)
[bullet_box]- ワイドピカッとブラシ(LEDライトはジャパネットモデルのみ)
- 布団掃除に対応(ふとん用ブラシ・付属品用ホース)
- 自走式モーターヘッド(軽く押すだけで進む)
- フィルターレス構造(お手入れ簡単)
- 軽量・コンパクト(本体2.9kg)
VC-JS4000の欠点・注意点(短所・デメリット)
[bullet_box]- ベースモデルが古い(2013年発売のトルネオVコンパクトシリーズ)
- 集じん容積が小さい(0.25L)
- 機械式のふとん用ブラシ(レイコップのような電動ではない)
VC-JS4000の特長・セールスポイント
本体カラー
「VC-JS4000」は「ロイヤルブルー」「シャイニーレッド」「プレミアムゴールド」「プレシャスオレンジ(WEB限定)」の4種類が用意されています。
また配色についてもベースモデルのヘッド・パイプ・ホースはブラック系で統一されていましたが、「VC-JS4000」はヘッドとダストカップの一部に本体と同じ色が施されていて華やかな印象になっています。
延長管
延長管はベースモデルの「カーボン素材」から軽く丈夫な「グラスファイバー素材」に変更されています。これによりベースモデルよりも軽く取り回しやすくなりました。
ワイドピカッとブラシ
次に「ワイドピカッとブラシ」ですが、これはジャパネットオリジナル商品のみに追加された特別な機能です。
名前の通りヘッドを外した伸縮延長管の先端にLEDライトが仕込まれており、手元スイッチを操作すると点灯します。延長管の先にはブラシが付いているので、高所や暗い場所の掃除に大変便利です。
付属品
付属品については、元々の「すき間ノズル」「お手入れブラシ」に加えて「付属品用ホース」「ふとん用ブラシ」が追加されています。
「付属品用ホース」はホースの先端に接続して使用する延長用のアタッチメントです。「すき間ノズル」「ふとん用ブラシ」をセットして使用します。
「ふとん用ブラシ」は、布団やベッドなどの寝具に使用するアタッチメントです。ころころローラーのような形状をしており、ふとんの上で前後に動かしながら使用します(電動式ではありません)。ブラシの中にはダニやホコリをたたき出す「たたき玉」があり、1回転につき約16回ふとんを叩きます。
ちなみに「ふとん用ブラシ」は「ダニトルピー VJ-B4」という商品名で別売りされています。実売価格は税別4,000円前後です。
ベースモデルとの違い
こちらの「VC-JS4000」は2013年10月に発売された「トルネオV コンパクト」シリーズ(生産終了品)をベースに開発されています。
トルネオVコンパクトには3種類のグレードがあるので以下で比較してみたいと思います。ちなみに全く同じ商品ではないのですが性能が近いのは「VC-S43」と「VC-S33」なので同等品だと言えるでしょう。
ちなみにサイズ、重量、吸込仕事率、消費電力などの仕様はベースモデルと共通です。
東芝 トルネオV コンパクト VC-S43との違いを比較
トルネオVコンパクトの上位機種「東芝 トルネオV コンパクト VC-S43」と「VC-JS4000」の違いは「本体カラー」「LEDライト」「付属品」です。
比較項目 | VC-JS4000 | VC-S43 |
---|---|---|
発売年月 | 2014年10月 | 2013年10月 |
本体カラー | シャイニーレッド、ロイヤルブルー、プレミアムゴールド、プレシャスオレンジ(WEB限定) | グランホワイト、グランレッド、ターコイズブルー |
LEDライト | ◯ | - |
付属品 | 付属品用ホース、ふとん用ブラシ、すき間ノズル、お手入れブラシ | 付属品用ホース、ふとん用ブラシ、すき間ノズル、お手入れブラシ、伸縮ロングノズル、ロングブラシ、洋服布用ブラシ、応用付属品収納バッグ |
「VC-S43」の本体カラーは「グランホワイト(W)」「グランレッド(R)」「ターコイズブルー(L)」です。また「VC-S43」には「LEDライト(ワイドピカッとブラシ)」がありません。
「VC-S43」の付属品は「付属品用ホース、伸縮ロングノズル、ロングブラシ、洋服布用ブラシ、ふとん用ブラシ、すき間ノズル、お手入れブラシ、応用付属品収納バッグ」の計8点です。
東芝 トルネオV コンパクト VC-S33との違いを比較
トルネオVコンパクトの中位機種「東芝 トルネオV コンパクト VC-S33」と「VC-JS4000」の違いは「本体カラー」「LEDライト」「付属品」です。
比較項目 | VC-JS4000 | VC-S33 |
---|---|---|
発売年月 | 2014年10月 | 2013年10月 |
本体カラー | シャイニーレッド、ロイヤルブルー、プレミアムゴールド、プレシャスオレンジ(WEB限定) | メタリックピンク |
LEDライト | ◯ | - |
付属品 | 付属品用ホース、ふとん用ブラシ、すき間ノズル、お手入れブラシ | すき間ノズル、お手入れブラシ |
「VC-S33」の本体カラーは「メタリックピンク(P)」です。また「VC-S33」には「LEDライト(ワイドピカッとブラシ)」がありません。
「VC-S33」の付属品は「すき間ノズル、お手入れブラシ」の計2点です。
東芝 トルネオV コンパクト VC-S23との違いを比較
トルネオVコンパクトの下位機種「東芝 トルネオV コンパクト VC-S23」と「VC-JS4000」の違いは「本体カラー」「ヘッド」「LEDライト」「付属品」です。
比較項目 | VC-JS4000 | VC-S23 |
---|---|---|
発売年月 | 2014年10月 | 2013年10月 |
本体カラー | シャイニーレッド、ロイヤルブルー、プレミアムゴールド、プレシャスオレンジ(WEB限定) | シルバー、シャインピンク |
ヘッド・ノズル | イオンカーボンヘッド | 軽量コンパクトパワーヘッド |
カーボン素材 | ヘッド・延長管 | 延長管 |
自走機能 | ◯ | - |
マイナスイオンプレート | ◯ | - |
回転ブラシ | Agブラシ、抗菌ブラシ(床の菌まで除去) | 抗菌ブラシ |
LEDライト | ◯ | - |
付属品 | 付属品用ホース、ふとん用ブラシ、すき間ノズル、お手入れブラシ | すき間ノズル、お手入れブラシ |
「VC-S23」の本体カラーは「シルバー(S)」「シャインピンク(P)」です。
「VC-S23」のヘッドは「軽量コンパクトパワーヘッド」です。「VC-JS4000」の「イオンカーボンヘッド」と異なり「自走機能」がありません。またヘッドに「カーボン素材」が使われていないので少々重くなっています。
さらに静電気を抑える「マイナスイオンプレート」「Agブラシ」、床の菌を除去できる「抗菌ブラシ」も省略されています。また「VC-S23」には「LEDライト(ワイドピカッとブラシ)」がありません。
「VC-S23」の付属品は「すき間ノズル、お手入れブラシ」の計2点です。
東芝 トルネオ ミニ VC-C4との違いを比較
2014年に発売された「東芝 トルネオ ミニ VC-C4」と「VC-JS4000」の違いを比較してみましょう。赤い文字は機能・性能が優れている項目です。
比較項目 | VC-JS4000 | VC-C4 |
---|---|---|
発売年月 | 2014年10月 | 2014年12月 |
本体カラー | (R) シャイニーレッド、(L) ロイヤルブルー、(N) プレミアムゴールド、(D) プレシャスオレンジ | (R) グランレッド |
サイクロン方式 | バーティカルトルネードシステム | デュアルトルネードシステム |
ヘッド・ノズル | 自走式イオンカーボンヘッド | 軽量コンパクトパワーヘッド |
LEDライト | ◯ | - |
本体サイズ | 幅224*奥行312*高さ274mm | 幅220*奥行295*高さ255mm |
重量 | 本体質量:約2.9kg、標準質量:約4.4kg(本体・ホース・延長管・ヘッドの合計) | 本体質量:2.2kg、標準質量:3.6kg(本体・ホース・延長管・ヘッドの合計) |
吸込仕事率 | 180W~約50W | 290W~約20W |
消費電力 | 770W~約300W | 850W~約120W |
運転音 | 65dB~約58dB | 63dB~約58dB |
捕じん性能 | 粒子径0.5μm以上の微細塵を約99.9%捕塵 | 粒子径0.5μm以上の微細塵を約99%捕塵 |
排気性能 | ダニの死がいや花粉・ウイルスを抑制 | - |
フィルターお手入れ機構 | - | 手動式 |
付属品 | 付属品用ホース、ふとん用ブラシ、すき間ノズル、お手入れブラシ | すき間ノズル、お手入れブラシ |
性能を比較してみると「VC-C4」のほうが軽くコンパクトです。また吸込仕事率も「VC-C4」のほうが大きく運転音は静かです。
ただし「VC-JS4000」のサイクロン方式はフィルターレスの「バーティカルトルネードシステム」ですが、「VC-C4」はフィルターと遠心分離を併用する「デュアルトルネードシステム」となります。
フィルターレスの場合、大半のゴミを遠心分離するので吸引力が長持ちします。一方でフィルターがある場合は目詰りすると吸引力が落ちるので時々ホコリを落とす必要があります。
「VC-C4」のほうが吸込仕事率が大きい理由はフィルターが目詰まりして吸引力が落ちやすいので、最初から吸引力を強めにして余裕を持たせているというわけです。
また「VC-JS4000」のヘッドには軽く押すだけで前進する「自走機能」がありますが「VC-C4」のヘッドには自走機能がありません。
さらに微細なホコリの捕じん性能も「VC-JS4000」のほうが高く「イチョウ葉エキス入りフラボノイドフィルター」を採用しているのでダニの死がいや花粉・ウイルスを抑制します。
付属品についても「VC-JS4000」には布団掃除に便利な「ふとん用ブラシ、付属品用ホース」がセットになっています。また「VC-JS4000」は特別機能として「LEDライト(ワイドピカッとブラシ)」を採用しています。
「VC-C4」の実売価格は18,000円前後なので「VC-JS4000」より約9,000円も安いのですが、機能・性能・付属品の違いを考慮すると値段の差はあまり感じられないのではないでしょうか。
東芝 トルネオV VC-SG512との違いを比較
2012年9月に発売された「東芝 トルネオV VC-SG512」と「VC-JS4000」の違いを比較してみましょう。赤い文字は機能・性能が優れている項目です。
比較項目 | VC-JS4000 | VC-SG512 |
---|---|---|
発売年月 | 2014年10月 | 2012年9月 |
本体カラー | シャイニーレッド、ロイヤルブルー、プレミアムゴールド、プレシャスオレンジ(WEB限定) | グランレッド、ピンクゴールド |
本体サイズ | 幅224*奥行312*高さ274mm | 幅220*奥行322*高さ267mm |
重量 | 本体質量:約2.9kg、標準質量:約4.4kg | 本体質量:3.3kg、標準質量:4.7kg |
吸込仕事率 | 180W~約50W | 200W~約50W |
消費電力 | 770W~約300W | 850W~約300W |
集じん容積 | 0.25L | 0.4L |
運転音 | 65dB~約58dB | 64dB~約58dB |
サイクロン方式 | バーティカルトルネードシステム(10気筒) | バーティカルトルネードシステム(12気筒) |
フィルター | 排気清浄・脱臭フィルター、フラボノイドフィルター | 排気清浄フィルター、フラボノイドフィルター、ゼオライトフィルター |
カーボン素材 | ヘッド・延長管 | ヘッド・延長管・本体 |
グリップ | 新らくわざグリップ | らくわざグリップ |
赤外線センサー | - | ◯ |
LEDライト | ◯ | - |
付属品 | 付属品用ホース、ふとん用ブラシ、すき間ノズル、お手入れブラシ | 応用付属品収納バッグ、伸縮ロングノズル、ロングブラシ、洋服布用ブラシ、付属品用ホース、ふとん用ブラシ、すき間ノズル、お手入れブラシ |
「VC-SG512」は4年前に発売された商品なのですが多く作りすぎたのか現在もAmazonなどで普通に販売されています。
本体のサイズを比較すると奥行は「VC-JS4000」のほうが小さいのですが、幅と高さは「VC-SG512」のほうがコンパクトであり意外に感じられます。
最大の違いはサイクロン方式です。どちらも同じ「バーティカルトルネードシステム」なのですが、「VC-SG512」は12気筒の小型サイクロンを搭載しており10気筒の「VC-JS4000」より遠心分離性能が優れています。
また排気性能に関しても「ゼオライトフィルター」を搭載する「VC-SG512」のほうがよりクリーンな排気を実現していると言えるでしょう。ダストケースの集じん容積も0.4Lと「VC-SG512」のほうが大容量です。
この他にも微細なゴミを赤外線で検知する「ゴミ残しまセンサー」や豊富な付属品など「VC-SG512」のほうが上回っています。ただしLEDライトの「ワイドピカッとブラシ」は「VC-SG512」にはありません。
重量に関しては「VC-JS4000」のほうが300~400グラム軽いので少しでも軽い掃除機がほしい人は「VC-JS4000」を、同じくらいの値段で少しでも高性能な掃除機がほしい人には「VC-SG512」をおすすめします。
東芝 トルネオV VC-SG514との違いを比較
「東芝 トルネオV VC-SG514」と「VC-JS4000」の違いを比較してみましょう。
「VC-SG514」は2014年に発売されたサイクロン掃除機で、トルネオVコンパクトシリーズよりワンランク上となる「トルネオV」シリーズの最高級モデルです。
主な違いは「サイズ」「重量」「気筒数」「集じん容積」「吸込仕事率」「ゴミ残しまセンサー」「付属品」となります。
サイズ・重量
本体のサイズはほとんど変わりません。しかし重量については「VC-SG514」のほうが付属品を含むと200グラム、本体だけで比較すると300グラムも重くなっています。
気筒数・集じん容積・吸込仕事率
最も大きな違いはサイクロンの「気筒数」と「集じん容積」です。
「VC-SG514」は12気筒の小型サイクロンを搭載しており、10気筒の「VC-JS4000」に比べると遠心分離性能が高いので、吸引力が落ちにくくお手入れの回数も少なくなっています。
またダストカップの集じん容積も「VC-SG514」は0.4Lなので、0.25Lの「VC-JS4000」より0.15Lも多くゴミを溜められます。さらに「吸込仕事率」も「VC-SG514」のほうが最大値で20W大きくなっています。
ゴミ残しまセンサー
「VC-SG514」はゴミを発見するとランプ点灯でお知らせする「ゴミ残しまセンサー」を搭載しています。これはホースの基部に設置された赤外センサーが通過する空気をチェックしてゴミを検知するとランプが点灯する仕組みです。
ゴミがなくなるとランプが消えるので、棚の上やカーテンレール、エアコンの上など直接見られない場所もゴミの有無をチェックしながら掃除できます。
付属品
「VC-SG514」はトルネオVシリーズの最高級モデルなので付属品が非常に豊富です。
内容は「付属品用ホース、伸縮ロングノズル、ロングブラシ、洋服布用ブラシ、ふとん用ブラシ、すき間ノズル、お手入れブラシ、応用付属品収納バッグ」となっています。
まとめ
現在「VC-SG514」の実売価格は30,000円前後です(2016年8月時点)
「VC-JS4000」との価格差は約4,000円ですが、遠心分離性能が高く付属品が豊富で「ワイドピカッとブラシ」も搭載しているため、300グラムの重量差が気にならないようでしたら「VC-SG514」を選んでも良いのではないでしょうか。
VC-JS4000のメンテナンス方法
各部品のお手入れが必要な時期は「メンテナンスサイン」でチェックできます。
チェック方法は簡単です。本体にヘッドと延長パイプを取り付けます。次に手元スイッチの「強/弱」ボタンを押して強モードにします。
ヘッドを床から浮かせた状態で本体のメンテナンスサインを確認してください。赤色に点滅した場合はお手入れが必要です。
「本体風路・ホース・伸縮延長管・床ブラシ・ダストカップ・分離ネット」を確認してお手入れします。それでもメンテナンスサインが消えない場合は「クリーンフィルター・プリーツフィルター」の目詰りを確認してください。
本体風路・床ブラシのお手入れ
本体風路(ホースとの接続基部)」に詰まったゴミはダストカップを取り外すと現れる「本体風路カバー」を開けて除去します。
床ブラシのお手入れはヘッドの左右にあるツマミを外側に動かして「お手入れカバー」を外します。次に回転ブラシを持ち上げてベルトから取り外します。
回転部にからみついたゴミはハサミで切り取ります。車輪や自動停止装置のゴミはピンセットで除去します。また回転部とお手入れカバーは水洗い可能です(それ以外は故障の原因になるので水洗い不可です)
お手入れが終わったら回転ブラシのギア部分にベルトをかけて取り付けます。お手入れカバーをセットしてツマミを内側にロックすると終了です。
ダストカップのお手入れ
ダストカップは上部の「ダストカップカバー」と下部の「カップ」で構成されています。
ダストカップカバーは洗えません。汚れが気になる時は「分離ネット」のゴミを付属のお手入れブラシで取って、ゴムパッキンや周辺の隙間は水を含ませた布で拭いてください。
下部のカップは水洗い可能です。洗ったら十分に乾燥させて取り付けます。
排気清浄フィルターのお手入れ
本体後面のツマミを引き出して「プリーツフィルター」を取り出します。さらにプリーツフィルターから「クリーンフィルター」を外します。
フィルターに付着したチリを叩いて落とします(お手入れブラシは使用不可)
汚れがひどい場合はフィルターを水洗いして陰干しします。完全に乾いたらクリーンフィルターをプリーツフィルターに取り付けて本体に差し込みます。
吸込仕事率180Wは吸引力が低い?
結論から言うと決して低くありません。一般的な掃除であれば「吸込仕事率180W」は十分であり何の問題もありません。
吸込仕事率が300~400Wもある掃除機は「フィルターを併用するハイブリッドタイプのサイクロン掃除機」や「紙パック掃除機」がほとんどです。
これらの掃除機は大半のゴミをフィルターで分離するので目詰りすると吸引力が落ちてしまいます。それゆえ最初から吸込仕事率を高く設定して急激に吸引力が落ちないよう工夫しています。
一方で「VC-JS4000」のようなフィルターレス構造の掃除機は吸込仕事率が低めになります。なぜならサイクロンでゴミを遠心分離するのでフィルターに頼る必要がなく吸込仕事率が低くても吸引力が落ちにくいからです。
そもそも吸込仕事率が高すぎるとヘッドが床に吸い付いて使いにくくなります。また消費電力が増えて音も大きくなることから「適度な吸込仕事率」にしないと不便な掃除機になります。
ダイソンの吸込仕事率は160~170W
ちなみにダイソンの「ダイソン DC63 モーターヘッド(DC63MH)」は吸込仕事率160W、「ダイソン DC48 モーターヘッド(DC48MH)」は吸込仕事率170Wです。またコードレス掃除機「Dyson V8 Fluffy SV10FF」は強モードでも115Wしかないのに最強コードレスクリーナーとされています。
ただしダイソンのヘッドは床面に密着する構造で吸引力を高めていますが、「VC-JS4000」のヘッドは壁際のゴミや猫砂のような固形物を取りやすいように床面とヘッドの間に隙間を設けています。そのためゴミを取りやすい代わりに気密性が低く吸引力が少し損なわれているかもしれません。
このことから「VC-JS4000」の吸込仕事率はダイソンほどではないが普段の掃除には十分な吸引力を持っていると解釈しておけば良いでしょう。
下取りサービスでさらに安くなる!
ジャパネットたかた独自の特典として、手持ちの家電を下取りしてもらうとさらに安くなる「下取りサービス」があります。
これは購入する商品と同じジャンルの家電を下取りしてもらうだけで10,000~20,000円程度も値引きされるというものです。
どんなに古くても壊れていても引き取ってもらえるのがうれしいですね。またメーカーも問われません(ジャパネットたかたで売っていない商品でも大丈夫です)
ただし「下取手数料540円(税込)」が別途必要です。これもサービスになればうれしいのですが値引きのためなら仕方ないですね。
また下取りで割引になるのは「1台の注文で1台の下取りのみ」となっています。複数の下取りは受け付けていないので間違えないでください。
引取りの方法
引取りの方法ですが商品が届くときに下取り対象商品を配達担当者に渡します。
下取りしてもらう商品は事前にダンボール等の箱に入れておきましょう。箱は自分で用意する必要があります。また注文した商品が入っている箱に下取り品を入れ替えることはできません。
掃除機の長いホースやパイプは分解しておきます。リモコン、バッテリー、バッグ、アダプターなどの付属品も全て入れておきます。またダストカップやフィルターのゴミは取り除いておきましょう。
ちなみに下取りされた商品は中古品として再販されるわけではなく処分されるそうです。また下取り品は返却不可なので注意が必要です。
下取り対象商品
下取り対象商品は「家庭用掃除機(紙パック、サイクロン式など)」「スティッククリーナー」「排出型掃除機」「ハンディクリーナー」「自動掃除機」「充電式掃除機」です。
ただし「業務用クリーナー」「電池式クリーナー」は対象外となっています。
感想・評価
「トルネオV コンパクト VC-JS4000 ジャパネットたかたモデル」は、これまでジャパネットが販売していた東芝製サイクロンクリーナーと異なり、大半のゴミを遠心分離で除去する本格的なサイクロンシステムを搭載しています。
もちろんダイソンほどの遠心分離性能は望めませんが、それでも国産サイクロン掃除機の中ではハイスペックです。とてもコンパクトかつ軽量なので、小型のサイクロン掃除機が欲しい人におすすめできる商品と言えるでしょう。
ジャパネットお得意の「下取りサービス(どんな掃除機でもOK)」を利用すると税別30,000円前後で購入できることもあるので、購入を検討されている人はチャンスを見逃さないようにしてくださいね。
ちなみにジャパネットたかたは「Amazon.co.jp」にも商品を出品しているのですが「VC-JS4000」は取り扱いがないようです。また楽天や価格.comでも購入できないのでご注意ください。
製品仕様
仕様項目 | VC-JS4000 |
---|---|
発売年月 | 2014年10月 |
メーカー | 東芝 |
型番 | VC-JS4000(R) シャイニーレッド VC-JS4000(L) ロイヤルブルー VC-JS4000(N) プレミアムゴールド VC-JS4000(D) プレシャスオレンジ |
JANコード | - |
サイクロン方式 | バーティカルトルネードシステム(フィルターレスサイクロン) |
ヘッド・ノズル | 自走式イオンカーボンヘッド(自走式モーターヘッド) |
本体寸法 | 幅22.4センチ*奥行き31.2センチ*高さ27.4センチ |
本体質量 | 本体のみ: 2.9キロ(付属品含む: 4.4キロ) |
吸込仕事率 | 180W~約50W |
消費電力 | 770W~約300W |
運転音 | 65dB~約58dB |
集じん容積 | 0.25リットル |
コードの長さ | 5メートル |
付属品 | 付属品用ホース、ふとん用ブラシ、すき間ノズル、お手入れブラシ |