パナソニックは、プレミアムクラスのサイクロン掃除機「パワープレスサイクロン MC-SS330G」、スタンダードクラスの「ツインサイクロン」シリーズ(MC-SK14G・MC-SK14A・MC-SKL14A)、計4機種を発表しました。発売日は2013年8月25日です。
新機種となる「パワープレスサイクロン MC-SS330G」のセールスポイントは、従来品で好評だった「LEDナビライト」が子ノズルにも追加されたことです。一方、低価格なツインサイクロンシリーズは「アイドリングオフ機能」の採用や吸込仕事率の向上などが行われています。
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パワープレスサイクロン MC-SS330G
- MC-SS330G-R(店頭予想価格70,000円前後)
パナソニック製サイクロン式掃除機の「パワープレスサイクロン(MC-SS)」シリーズに追加された新機種です。従来品は親ノズルだけにLEDライトを内蔵していましたが、新製品では子ノズルにもLEDライトが追加されています。サイクロンシステムは、ゴミの遠心分離と圧縮を同時に行う「ダブル反転気流」と複数のフィルターを組み合わせたハイブリッドタイプです。
ツインサイクロンシリーズ 2013年モデル
- MC-SK14G(店頭予想価格30,000円前後)
- MC-SK14A(店頭予想価格23,000円前後)
- MC-SKL14A(店頭予想価格17,000円前後)
「ツインサイクロン」と呼ばれる擬似サイクロンシステムを搭載する「MC-SK」シリーズの2013年モデルです。最上位機種「MC-SK14G」には、ノズルが床から離れると自動停止する「アイドリングオフ機能」が採用されました。それぞれの主な違いは「吸込仕事率」「消費電力」「ヘッド」「アイドリングオフ機能の有無」となっています。
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今回発表されたパナソニックのサイクロンクリーナーは、基本的に2012年モデルのマイナーチェンジ品と言えるでしょう。
まずプレミアムクラスの「パワープレスサイクロン MC-SS330G」は、現行品「MC-SS220G」の子ノズルにLEDナビライトを追加して、本体カラーを変更したという物です。
それ以外の機能・性能は「MC-SS220G」と変わらないので、価格を追求するのであれば「パワープレスサイクロン MC-SS220G」を選んでも問題ないと思います。
パワープレスサイクロン(MC-SS)の現行3機種(MC-SS520GX・MC-SS320GX・MC-SS220G)は、機能・性能の違いが少なく選びにくいので、ラインナップを整理して今回発表した「MC-SS330G」だけに絞って販売していくようです。
現在、小型タイプのサイクロン式掃除機が注目されていることもあり、パナソニックとしては「プチサイクロン(MC-SR)」シリーズに注力していくのかもしれません。
またツインサイクロンシリーズに関しては、ダストボックス内で旋回気流を発生させてフィルターの目詰りを抑えるという、擬似サイクロン方式の製品です。
ダイソン、東芝、三菱電機が採用するフィルターレスサイクロン方式と異なりダストカップ内で遠心分離を行わないので、フィルターが汚れやすく手入れも面倒です。
以前からお伝えしているように、安い掃除機を探している人には、手入れが面倒な擬似サイクロン掃除機ではなく、安価な紙パック掃除機をおすすめしたいと思います。