三菱電機 Be-K TC-EXD10P

「三菱電機 Be-K TC-EXD10P」はサイクロン掃除機「Be-K（ビケイ）」のハイグレードモデルです。

2つの吸引口からゴミを強力に吸い込む「Wクリーン自走式パワーブラシ」を搭載。ブラシにからんだ毛を簡単に除去できる「毛がらみ除去機能」を備えています。

後継機種は「三菱電機 Be-K TC-EXE10P」です（2015年8月発売）

製品情報

三菱 サイクロン式クリーナー(自走パワーブラシ)シャインバイオレットMITSUBISHI Be-K（ビケイ） TC-EXD10P-V

「Be-K TC-EXD10P」は三菱電機が販売するリーズナブルなサイクロン式クリーナー「Be-K（ビケイ）」シリーズの最上位機種です。 サイクロン式の「Be-K」には3種類の商品（TC-EXD10P・TC-EXD8P・TC-EXD7J）がありますが、こちらの「TC-EXD10P」は最も高性能なヘッドを搭載しています。

2013年モデル「TC-EXC10P」との主な違いは「本体カラー」「ヘッド」「補じん率」です。ヘッド以外は大きな変更がなくマイナーチェンジに近い内容となっています。

まず本体カラーですが、2013年モデルの「シャンパンゴールド」から「シャインバイオレット」に変更されました。付属品は従来品と同じく「2WAYロングノズル」「お手入れブラシ」の2点です。

ヘッドは「Wクリーン自走式パワーブラシ（JB-740XDM）」になります。これは紙パック式の「Be-K TC-FXD10P」にも採用された最新型のヘッドで、モーター駆動式の「回転ブラシ」と前進をアシストする「自走機能」を備えています。

最大の特徴は「Wクリーン機構」の搭載です。ヘッド中心部の1ヶ所だけだった「吸込口」を左右2ヶ所に変更することで、ブラシ全体からゴミを吸い込めるよう工夫しています。これにより床ブラシの両端までゴミをスムーズに吸引できるようになりました。

機能的には2013年型の「毛がらみクリーン自走式パワーブラシ」を進化させたものであり、回転ブラシを横に引抜くだけで「髪の毛・ペットの毛・糸くず」が簡単に取れる「毛がらみ除去機能」を搭載しています。2014年モデルでは、ブラシの取り出し口にカッターが追加されており、従来品よりも力を入れずに髪の毛を取り除けるようになりました。

この他にも、プラスチックに練り込むことで99%以上の抗菌効果を持たせた「回転ブラシ抗菌加工」、酵素と尿素でアレル物質を抑制する「アレルパンチ植毛」を採用しています。

またカタログ等には記載されていないのですが、三菱電機のプレスリリースによると「最終補じん率」が従来品の「約99%以上」から「約99.9%以上」に向上しています（粒子径0.5μm以上の微細じんが対象）

この他の機能・性能は基本的に2013年型から変わっていません。

下位モデル2機種（TC-EXD8P・TC-EXD7J）との主な違いは「ヘッド」「重量」「吸込仕事率」「運転音」「節電モード」「すみずみブラシ」「付属品」となります。

ヘッドについては、本機のみ「自走機能」「毛がらみ除去機能」「回転ブラシ抗菌加工」「アレルパンチ植毛」を備えています。

重量は「本体質量」は下位モデルと変わりませんが、本体・ヘッド・パイプ・ホースの合計である「総質量」が最も重い「3.9キロ」となっています。

吸込仕事率は「310W～約80W」であり下位モデルより最大値が10W大きくなっています。一方で運転音はスタンダードモデルの「TC-EXD8P」より最大値が1デシベル大きい「64dB～約59dB」となります。

節電モードに関しては、3機種の中で唯一「スマートSTOP」と呼ばれる機能を備えています。これは手元グリップの動きをセンサーが検知して、掃除を中断した場合はパワーを約100Wに落とします。さらに中断が約30秒以上続いた場合、自動的に運転をストップする機能です。

引き起こすだけで使える「すみずみブラシ」は、下位モデルでは手元部の「1ヶ所」のみですが、本機は伸縮パイプの先端と手元部の「2ヶ所」に装備しています。

「付属品」は「サッシノズル」ではなく掃除場所に合わせて毛ブラシの方向を変えられる「2WAYロングノズル」を装備しています。

製品仕様