「ダイソン DC46 タービンヘッド DC46THCOM(Dyson DC46 Turbinehead)」は英ダイソン社のキャニスター型サイクロン掃除機です。
小型サイクロンを2層に配置して従来品の12個から32個に増加。強力な遠心力を実現しています。「DC46 TH COM」は、吸い込んだ空気の力でブラシを回すタービンヘッドタイプのヘッド(ノズル)を搭載するモデルです。
後継機種は「ダイソン DC48 タービンヘッド」です(2013年3月発売)
目次
製品情報
dyson キャニスター掃除機 ball DC46THCOM
「DC46 タービンヘッド DC46THCOM(dyson ball DC46THCOM)」は、ダイソンが販売するキャニスター型掃除機のハイグレードモデルです。
ボディカラーは「アイアン/サテンブルー」の1種類のみです。
「DC46 モーターヘッド」との違いは、ヘッド部分に吸気で回転するブラシを内蔵した「タービンヘッド」の採用です。他の機能・性能は同一となっています。
モーターでブラシを回転させる「モーターヘッド」と比べると、タービンヘッドは回転力が弱くゴミをかき取る能力は若干劣ります。しかし、床面への当たりがソフトで傷つけにくいので、日本の住宅に多いフローリングや畳での掃除は、タービンヘッドの方が向いていると言われています。
ヘッド(ノズル)の仕様、全体重量、本体色以外は、タービンヘッドとモーターヘッドの違いはありません。どちらも32個のサイクロンを二層にして搭載し、ボールテクノロジーと呼ばれる球形のボディに、モーター、吸気口、電源コードを内蔵しています。フィルターのお手入れは3年に一度となっています。
本体の他に、フトンツール、ソフトブラシツール、フレキシブル隙間ノズル、タングルフリータービンツール、製品保証登録カード、取扱説明書が付属します。
評判・レビュー
長所
ダイソン社は「サイクロン掃除機」というジャンルを生み出したパイオニアです。サイクロンの追求に関しては他の追随を許さない徹底ぶりです。また創業者であるジェームズ・ダイソンの哲学が製品に反映されていることもブランドの魅力を高めています。「DC46」は32気筒の小型サイクロンを搭載する最強モデルであり、吸引性能の高さは圧倒的です。
短所
フローリング・畳などの平らな床で使用する場合は、タービンヘッドモデルでも充分な掃除性能を発揮します。しかし絨毯やカーペットのように毛足の奥にゴミが入りやすい環境については、モーターヘッドモデルの方が向いていると言えるでしょう。また国産メーカー品と比べて音が大きいのが欠点です。購入前に家電量販店のデモ機などで試すことをおすすめします。
製品仕様
発売年月 | 2012年9月 |
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メーカー | ダイソン |
型番 | DC46THCOM(アイアン/サテンブルー) |
サイクロン方式 | フィルターレスサイクロン |
ヘッド・ノズル | タービンヘッド |
本体寸法 | 幅22.1センチx奥行き44.8センチx高さ29.2センチ |
本体質量 | 本体のみ: 4.13キロ(付属品含む: 6.23キロ) |
吸込仕事率 | 180W |
消費電力 | 1,100W |
運転音 | 未公表 |
集じん容積 | 0.58リットル |
コードの長さ | 5メートル |