パナソニック プチサイクロン MC-SR32G

「パナソニック プチサイクロン MC-SR32G」はサイクロン掃除機「プチサイクロン」シリーズの中位機種です。

ゴミをしっかりかき取る「毛先が球ブラシ」、汚れにくい「ステンレスガード」を新搭載。「パワフル自走ノズル」「フローリングの菌までふき掃除」「LEDナビライト（子ノズルのみ）」「ハウスダスト発見センサー」なども採用しています。

後継機種は「パナソニック プチサイクロン MC-SR33G」です（2015年8月発売）

製品情報

パナソニック プチサイクロン×エコナビ 電気掃除機 サイクロン式 メタリックシルバー MC-SR32G-S

「プチサイクロン MC-SR32G」は、パナソニックが販売する小型軽量タイプのサイクロン掃除機「プチサイクロン」シリーズのスタンダードモデルです。

2013年モデル「パナソニック プチサイクロン MC-SR31G」との違いは「本体カラー」「重量」「ブラシ」「ステンレスガード」「LEDナビライト」です。

本体カラーは新型も旧型も同じ「メタリックシルバー」ですが、2014年モデルはホイールの色も「シルバー」に塗装されています。

重量（本体質量・標準質量）は従来品より100グラム軽くなりました。その理由は後述する「LEDナビライト」の変更だと思われます。

ブラシは「毛先が球ブラシ」と「Y字ブラシ」に進化しています。毛先が球ブラシは名前の通り、先端が球形になっていて絨毯のゴミもしっかりかき上げる効果があります。Y字ブラシは床面の接触点数が多くなり、イオンによる「フローリングの菌までふき掃除」機能と合わせてフローリングをツルツルにします。

ステンレスガードは、2013年モデルの「パナソニック パワープレスサイクロン MC-SS330G」で採用された機能で、2014年モデルでは「パナソニック プチサイクロン MC-SR520G」と「MC-SR32G」の2機種で採用されました。

ダストカップ内の「筒型フィルター」をステンレス製にすることで毛が絡まりにくく汚れにくいメリットがあります。さらにフィルターの穴を斜めに加工しており、細かいゴミを通さずクリーンな排気を実現します。

2013年型の「MC-SR31G」はLEDナビライトを「親ノズル（ヘッド）」と「子ノズル（延長管の先端）」の両方に搭載していましたが、2014年型の「プチサイクロン MC-SR32G」は「子ノズル」のみに変更されグレードダウンとなっています。

他の機能・性能については基本的に2013年型の「MC-SR31G」と同じ仕様となります。

下位モデル「パナソニック プチサイクロン MC-SR22J」との違いは「重量」「吸込仕事率」「消費電力」「運転音」「ヘッド」「親子のノズル」「LEDナビライト」「フローリングの菌までふき掃除」「フィルター」「エコナビ」「ハウスダスト発見センサー」「付属品」です。

重量は「本体質量」が下位モデルより200グラム軽くなっています。しかしヘッド・パイプ・ホースを含めた「標準質量」は100グラム重くなっています。

吸込仕事率は最小値が下位モデルより60W高い「300～約110W」です。しかしその代償として消費電力は「850～約380W」と最低値が150Wも多くなっています。また運転音は下位モデルより2デシベル小さい「57～約54dB」となります。

ヘッドは自走機能を持つ「パワフル自走ノズル」です（下位モデルは自走機能がない「小型軽量パワーノズル」）。ヘッドを踏むだけで親ノズルと子ノズルに分離する「親子のノズル」機能を備えており、子ノズルの先端には「LEDナビライト」を搭載しています。

ヘッド内部の「ワイドイオンプレート」で発生したイオンの効果でザラザラした汚れを拭き取れる「フローリングの菌までふき掃除」を採用。筒型フィルターは上位機種と同じ「ステンレスガード」です。

また下位モデルにはない「ハウスダスト発見センサー」を搭載しており、約20μm以上のゴミを検知します。また省エネ機能「エコナビ」と連動しながら、ゴミの量に合わせてパワーを自動調節します。

付属品は「ワンタッチ手元ブラシ」「すき間用ノズル」に加えて「ホース掛け」が同梱されています。

ちなみに「パナソニック プチサイクロン MC-SC32RG」という商品がありますが、これは一部の大手家電量販店のみで販売される「販路限定モデル」です。

基本性能は「プチサイクロン MC-SR32G」と同じであり、違いはメタリックレッドの「本体カラー」となっています。

製品仕様