「シャープ 2段階遠心分離サイクロン EC-FX60T」は「2段階遠心分離サイクロン」シリーズの下位機種です。
8気筒の「小型サイクロン」でゴミと空気を遠心分離をする集じん方式を採用。風の力でブラシを強力回転させる「タービンヘッド」搭載モデルです。
「シャープ 2段階遠心分離サイクロン EC-FX60T」の実売価格は25,000円前後です。
製品情報
SHARP プラズマクラスター搭載 サイクロン式クリーナー(タービンヘッド) レッド系 EC-FX60TR
「2段階遠心分離サイクロン EC-FX60T」は、シャープ株式会社(本社:大阪市阿倍野区)が販売するサイクロン掃除機「2段階遠心分離サイクロン」シリーズ(EC-LX600・EC-PX600・EC-FX60T)のエントリーモデルです。
上位モデル2機種(EC-LX600・EC-PX600)との違いは「重量」「運転音」「ヘッド」「エコ掃除機能」「スタンド収納時の高さ」となっています。
まず重量ですが、本体・ホース・延長管・吸込口の合計質量となる「標準質量」は「2段階遠心分離サイクロン」シリーズの中で最も軽い4.2キロです。これは後述するヘッドの違いが影響していると思われます。反対に運転音は3機種の中で最も大きい「66~約61dB」となります。
ヘッドは風力で「回転ブラシ」を駆動する「タービンヘッド」です。
モーターを内蔵しないので軽く取り回しやすいメリットがありますが、「パワーヘッド」に比べるとゴミをかき上げる力が弱く、どちらかと言うとフローリング向きのヘッドになります。また軽く押すだけでヘッドが進む「自走パワーアシスト機能」も搭載していません。
回転ブラシには抗菌加工が施された「抗菌Ag+イオンブラシ」とフローリング・畳を乾拭きできる「から拭き機能」が備わっています。
エコ掃除機能に関しては、床面・掃除動作に合わせてパワーセーブをする「エコ掃除」、掃除動作に合わせて自動的に運転をオン・オフし節電する「節電アイドリングストップ」が省略されています。
さらに「スタンド収納時の高さ」は3機種の中で最も高い90センチとなっています(コンパクト収納時の高さは全機種共通です)
他の機能・性能についてはスタンダードモデル「シャープ 2段階遠心分離サイクロン EC-PX600」と共通仕様になります。
集じん方式は、新開発された「2段階遠心分離サイクロン」を搭載しています。
これは「ダストカップ」内部の旋回気流で大きなゴミを遠心分離。8気筒の「小型サイクロン」で小さなゴミを遠心分離する2段階構造が特徴です。大半のゴミを遠心分離で除去できるので、ダストカップ上部の「プリーツフィルター」が廃止され、お手入れが簡単になりました。
排気性能については「抗菌・消臭・高性能プリーツフィルター」と「Ag+アレルディフェンスフィルター」を内蔵。0.3μm~10μmの微細なハウスダストを99%キャッチできるそうです。さらに「プラズマクラスター」をダストカップ中心部に放出して汚れを抑える機能も採用されています。
延長パイプは強度を保ちながら薄肉・軽量化された「軽量グラスファイバーパイプ」、ホースは強化軟質層を加えた二重構造の「スリムホース」を採用しており軽量化が図られています。
ゴミ捨てに関しては、ボタンを押すだけでダストカップの底が開きワンタッチで捨てられる「ワンタッチ底からポイ」を採用。またダストカップとサイクロン機構は丸ごと水洗い可能です。
同梱される付属品は「すき間ノズル」「ベンリブラシ」の2点となっています。
製品仕様
発売年月 | 2014年9月 |
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メーカー | シャープ |
型番 | EC-FX60T-R(レッド系) |
サイクロン方式 | 2段階遠心分離サイクロン(フィルターレスサイクロン) |
ヘッド・ノズル | タービンヘッド |
本体寸法 | 幅21.5センチ*奥行き35センチ*高さ22.9センチ |
本体質量 | 本体のみ:2.9キロ(付属品含む:4.2キロ) |
吸込仕事率 | 200W~約45W |
消費電力 | 850W~約300W |
運転音 | 66dB~約61dB |
集じん容積 | 0.25リットル |
コードの長さ | 5メートル |