「パナソニック プチサイクロン MC-SR22J」は2014年型プチサイクロンシリーズの下位機種です。
従来品と比べて約10%の軽量化を実現した「新小型軽量パワーノズル」を搭載。浮遊するハウスダストも吸い取る「エアダストキャッチャー」を備えています。
後継機種は「パナソニック プチサイクロン MC-SR23J」です(2015年8月発売)
製品情報
パナソニック サイクロン掃除機 メタリックピンク MC-SR22J-P
「プチサイクロン MC-SR22J」は、パナソニックが販売する小型軽量タイプのサイクロン掃除機「プチサイクロン」シリーズのエントリーモデルです。
2013年モデル「パナソニック プチサイクロン MC-SR21J」との主な違いは「本体カラー」「重量」「吸込仕事率」「消費電力」「ヘッド」「ハウスダスト発見センサー」「エコナビ」「付属品」です。
本体カラーは2014年モデルも2013年モデルと同じ「メタリックピンク」ですが、2014年型はホイール部分もピンク色に塗装されています。
重量は「本体質量」が旧モデルより100グラム重い「2.9キロ」となっています。従来品の吸込仕事率は「300~約110W」だったのに対して、本機は「300~約50W」となり最小値が60Wダウンしています。しかし消費電力は「850~約230W」に向上しています(2013年モデルは850~約380W)
ヘッドは新開発された「新小型軽量パワーノズル」です。これは従来品のヘッド(軽走パワーノズル)と比べて約10%の軽量化を実現しています。また軽走パワーノズルには無かった床上約30センチを漂うハウスダストを吸引できる「エアダストキャッチャー」を備えています。
さらに床面との接触が多い「Y字ブラシ」でフローリングをツルツルにする「ふき掃除」機能を搭載。しかしヘッドの「自走機能」は備えていません。
旧モデルの「プチサイクロン MC-SR21J」は、約20μm以上のハウスダストをセンサーが検知する「ハウスダスト発見センサー」を装備していたのですが、2014年モデルでは省略されています。したがってゴミの量に合わせて吸引力を自動調整する「エコナビ(ECONAVI)」もありません。
ただしノズルを約5秒以上浮かせると自動停止し、ノズルを下ろすと運転を再開する「アイドリングオフ機能」は継続採用されています。
付属品は2013年モデルに同梱されていた「ホース掛け」が省略され「ワンタッチ手元ブラシ」と「すき間用ノズル」の2点に変更されました。
上位モデル3機種(MC-SR520G・MC-SR32G・MC-SC32RG)との主な違いは「重量」「吸込仕事率」「消費電力」「運転音」「ヘッド」「フィルター」「省エネ機能」「付属品」となります。
まず重量は「本体質量」が2014年型プチサイクロンの中で最も重い2.9キロです。しかしヘッド・パイプ・ホースを含む「標準質量」は最も軽い4.4キロとなっています。吸込仕事率は最小値が上位機種より60W低い「300~約50W」です。しかし消費電力は「850~約230W」に抑えられています。一方で運転音は「59~約56 dB」と2デシベル大きくなっています。
ヘッドは前述のように「小型軽量パワーノズル」を搭載しており、「自走機能」「毛先が球ブラシ」「親子のノズル」「LEDナビライト」「ハウスダスト発見センサー」が省略されています。さらにマイナスイオンの効果でハウスダストを除去する機能も「フローリングの菌までふき掃除」ではなく通常の「ふき掃除」となります。
フィルターは上位モデルで採用された「ステンレスガード」ではなく、従来品と同じ「メッシュフィルター」です。またハウスダスト発見センサーの省略に伴い省エネ機能「エコナビ」も未搭載となっています。
さらに付属品は「ワンタッチ手元ブラシ」「すき間用ノズル」の2点であり、「3段伸縮ロングすき間ノズル」「ふとん清潔ノズル」「ホース掛け」は同梱されていません。
製品仕様
発売年月 | 2014年8月 |
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メーカー | パナソニック |
型番 | MC-SR22J-P(メタリックピンク) |
サイクロン方式 | パワープレスサイクロン(ハイブリッドサイクロン) |
ヘッド・ノズル | 小型軽量パワーノズル (モーターヘッド) |
本体寸法 | 幅23.8センチ*奥行き29.3センチ*高さ29.6センチ |
本体質量 | 本体のみ:2.9キロ(付属品含む:4.4キロ) |
吸込仕事率 | 300~約50W |
消費電力 | 850~約230W |
運転音 | 59~約56dB |
集じん容積 | 0.25L |
コードの長さ | 5m |