「日立 ごみダッシュサイクロン CV-SY9(HITACHI Gomi Dash Cyclone CV-SY9)」は2013年型「ごみダッシュサイクロン」シリーズのスタンダードモデルです。
ゴミを簡単に捨てられる「ごみダッシュ」機構、モーター駆動方式の「パワフルヘッド」を搭載しています。
後継機種はありません(「日立 ごみダッシュサイクロン CV-SA8」に統合されました)
製品情報
日立 サイクロン式 パワーブラシクリーナー(ブルー)【掃除機】HITACHI ごみダッシュサイクロン CV-SY9-A
「CV-SY9」は、日立製サイクロン掃除機の普及モデル「ごみダッシュサイクロン」シリーズ(CV-SY20・CV-SY9・CV-SY8)の中間グレードです。本体色は「ブルー(A)」。付属品は「お手入れブラシ」「すき間用吸口」「アタッチメント」「ティッシュペーパー(ダストケース装着)1枚」の4点となっています。
2012年に発売された「CV-SW9」の後継機種であり、違いは「消費電力が増加(20W)」「静電気防止素材ダストケースの廃止」です。他の機能・性能に関しては変更がありません。
下位モデル「CV-SY8」との違いは、「吸込仕事率」「重量」「運転音」「ヘッド」「分散上方排気」「サッと収納」「本体・手もとねじれんホース」です。
まず吸込仕事率は下位モデルより10W大きく、運転音の最小値が約1デシベル小さくなっています。しかし本体・ホース・パイプ・ヘッドの合計重量は200グラム重くなっています。
ヘッドは回転ブラシをモーターで動かす「パワフルヘッド」です。他社製品では「モーターヘッド」「パワーヘッド」と呼ばれるタイプで、グリップハンドルのボタンで、ブラシの「切/入」と回転数の「強/弱」を変更できます。なおヘッドの自走機能はありません。
排気については、空気を上方に分散させてホコリの舞い上がりを抑える「分散上方排気」を採用。また手元操作部を外してパイプに引っかけて収納できる「サッと収納」、ホースの接続部分を回転する構造にしてねじれを抑えた「本体・手もとねじれんホース」を装備しています。
サイクロンシステムは「ごみダッシュサイクロン」と呼ばれる遠心分離をしないタイプです。ダストケース内の立体フィルターで旋回気流を発生。フィルターの中心部にゴミが集中しないよう分散させることで、吸引力の低下を抑える仕組みとなっています。
遠心分離でゴミと空気の大半を分離する「フィルターレスサイクロン」と比べると、本機のような「擬似サイクロン」はフィルターの目詰りが起きやすく手入れの回数も多めになります。
このため、電源コードを引くとフィルターを振動させて付着したチリを落とす「フィルターお手入れ機構」、市販のティッシュペーパーをフィルター上にセットして、手入れの頻度と目詰りを抑える機能が採用されています。
製品仕様
発売年月 | 2013年8月 |
---|---|
メーカー | 日立 |
型番 | CV-SY9(A) ブルー |
サイクロン方式 | 擬似サイクロン |
ヘッド・ノズル | パワフルヘッド(モーターヘッド) |
本体寸法 | 幅25.5センチx奥行き33センチx高さ21.9センチ |
本体質量 | 本体のみ:3.9キロ(付属品含む:5.6キロ) |
吸込仕事率 | 630~約100W |
消費電力 | 1,170~約240W |
運転音 | 65~約59dB |
集じん容積 | 0.4リットル |
コードの長さ | 5メートル |