日立 2段ブーストサイクロン CV-SD100

HITACHI メーカー タイトル画像 日立のサイクロン掃除機

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《2016年型2段ブーストサイクロンの上位モデル》

「日立 2段ブーストサイクロン CV-SD100」は日立が販売するサイクロン掃除機です。

2016年型「2段ブーストサイクロン」の上位モデル。本体2.9kgの軽量コンパクトタイプ。モーター駆動式の「ごみハンターヘッド」、省エネ機能「ecoこれっきり運転」を搭載。

「日立 2段ブーストサイクロン CV-SD100」の実売価格は32,000円前後です。

目次

製品情報


日立 サイクロン式クリーナー(パワーブラシ) フレッシュピンク【掃除機】HITACHI 2段ブーストサイクロン CV-SD100-P

「日立 2段ブーストサイクロン CV-SD100」は「日立アプライアンス株式会社(本社:東京都港区)」が販売するキャニスター型のサイクロン掃除機です。

2016年型「2 Stage Boost Cyclone(2段ブーストサイクロン)」シリーズの上位機種。ヘッド・省エネ機能は「CV-SD200」と同じものを採用しています。

本体カラーは「フレッシュピンク(P)」の1種類のみ。付属品は「すき間用吸口、サッとハンドル、お手入れブラシ、アタッチメント、ティッシュペーパー(ダストケース装着)1枚」の5点です。

日立 パワーブーストサイクロン CV-SD200との違いを比較

2016年型「パワーブーストサイクロン」の下位モデル「日立 パワーブーストサイクロン CV-SD200」と「CV-SD100」の違いを比較してみましょう。赤い文字は機能・性能が優れている項目です。

比較項目CV-SD100CV-SD200
発売年月2016年8月2016年7月
本体カラーフレッシュピンクフレッシュピンク
サイズ長さ358*幅230*高さ275mm長さ336*幅240*高さ290mm
重量本体質量2.9kg、標準質量4.4kg本体質量3.5kg、標準質量5.1kg
吸込仕事率340W~約40W400W~約60W
消費電力840W~約180W960W~約190W
運転音59~約55dB57~約52dB
集じん容積0.25L0.4L
サイクロン方式2段ブーストサイクロンパワーブーストサイクロン
捕集率約99%99.9%
排気方法分散上方排気上方排気
フィルターお手入れ機構コード式手動式
付属品すき間用吸口、サッとハンドル、お手入れブラシ、アタッチメント、ティッシュペーパー(ダストケース装着)1枚すき間用吸口、サッとハンドル、お手入れブラシ、アタッチメント

「CV-SD100」のほうが軽量・コンパクトで省エネなのですが、集じん方式が違うので吸込仕事率や捕集率などは「CV-SD200」のほうが優れています。またダストケースの集じん容積も「CV-SD200」のほうが多くなっています。

ちなみに「CV-SD100」が搭載する「2段ブーストサイクロン」と「CV-SD200」が搭載する「パワーブーストサイクロン」はゴミと空気を遠心分離する性能に差があります。

「CV-SD100」の「2段ブーストサイクロン」は遠心分離性能が低めで大部分のゴミはダストケースのフィルターで除去されます。そのためフィルターが目詰りすると吸引力が低下してしまいます。

もちろん目詰まりを掃除すると吸引力は元どおりになるのですが、ゴミだらけのフィルターをきれいにするのは意外に面倒です。そこでなるべくゴミが付着しないようコード式の「フィルターお手入れ機構」を搭載しています。

仕組みは非常に簡単で電源コードを引くと「フィルターカバー(ビートパネル)」がカタカタと振動して、クリーンフィルターの微細なゴミを落として目詰りを抑えます。

またお手入れの手間を軽減するために「CV-SD100」は最初からダストケースにティッシュペーパーが装着されています。こうするとゴミがティッシュペーパーに付着するので毎回ティッシュを交換するだけで済むというわけです。

しかしよく考えてみるとフィルターが汚れなければお手入れをする必要はないわけなので、ティッシュをフィルターに被せるのは本末転倒な気がします。

一方で「CV-SD200」の「パワーブーストサイクロン」は遠心分離とフィルターを併用するハイブリッド方式です。大きめのゴミは遠心分離で除去されるのでフィルターで除去するゴミが少なくなり「CV-SD100」に比べるとお手入れの回数も少なくなっています。

お手入れは本体のランプが赤く点滅した時に行います。クリーンフィルターを取り外して「チリ落としレバー」を左右に5往復程度動かすとフィルターのひだの奥にたまったゴミを取り除けます。

日立 2段ブーストサイクロン CV-SD90との違いを比較

2016年型「2段ブーストサイクロン」の下位モデル「日立 2段ブーストサイクロン CV-SD90」と「CV-SD100」の違いを比較してみましょう。赤い文字は機能・性能が優れている項目です。

比較項目CV-SD100CV-SD90
発売年月2016年8月2016年8月
本体カラーフレッシュピンクブラック
重量本体質量2.9kg、標準質量4.4kg本体質量2.9kg、標準質量4.2kg
吸込仕事率340W~約40W330W~約40W
ヘッドごみハンターヘッドパワフルエアーヘッド
壁際吸引きわぴたスイングシャッター前・左右きわ取り
パイプサッとズームパイプワンタッチズームパイプ
省エネ機能ecoこれっきり運転(中・弱)
付属品サッとハンドル、すき間用吸口、お手入れブラシ、アタッチメント、ティッシュペーパー(ダストケース装着)1枚すき間用吸口、お手入れブラシ、アタッチメント、ティッシュペーパー(ダストケース装着)1枚

ヘッド・パイプ・ホース・本体の合計質量となる「標準質量」は、「CV-SD90」のほうが200グラム軽くなっています。これはヘッドの違いが影響しています。

「CV-SD90」のヘッドは安価な掃除機でよく見られるエアー駆動式です。これは名前の通り吸い込んだ空気の力でブラシを回転させる方式で、モーターがないのでヘッドを軽くできますが、パワーが弱くカーペットや絨毯ではブラシが停止する可能性もあります。

他の機能・性能については「CV-SD100」のほうが優れており、フローリングや畳以外の床も掃除したい人は「CV-SD100」を選んだほうが良いでしょう。

日立 2段ブーストサイクロン CV-SC100との違いを比較

従来品(2015年型)となる「日立 2段ブーストサイクロン CV-SC100」と「CV-SD100」の違いを比較してみましょう。赤い文字は機能・性能が優れている項目です。

比較項目CV-SD100CV-SC100
発売年月2016年8月2015年8月
本体カラーフレッシュピンクシルバー
付属品すき間用吸口、サッとハンドル、お手入れブラシ、アタッチメント、ティッシュペーパー(ダストケース装着)1枚クルッと切替えブラシ吸口、サッとハンドル、お手入れブラシ、アタッチメント、ティッシュペーパー(ダストケース装着)1枚

違いは「本体カラー」「付属品」のみとなっており、機能・性能の変化はないようです(細かい改良はあるのかもしれません)

付属品は「クルッと切替えブラシ吸口」が「すき間用吸口」に変更されています。「クルッと切替えブラシ吸口」は先端を回転させるとすき間用吸口がブラシ吸口に変化する1台2役のアタッチメントだったのですがコストダウンされたようです。

感想・評価

こちらの「日立 2段ブーストサイクロン CV-SD100」は2015年型のマイナーチェンジ品になります。

旧モデルとの違いは本体カラーと付属品だけなので、フレッシュピンクのボディカラーにこだわりがある人以外は、従来型の「CV-SC100」を選んでも問題ないと思います。

ちなみに「2段ブーストサイクロン」のようなフィルターにティッシュをセットして汚れを防ぐ機能は、他社の最新サイクロン掃除機ではほとんど見られません(1万円以下の安価なサイクロン掃除機を除く)

なぜなら現在のサイクロン掃除機はダイソンのようなフィルターレスタイプの集じん方式に変化しており、大半のゴミを遠心分離で吹き飛ばしてしまうのでお手入れは数ヶ月~数年に1回というレベルに達しているからです。

製品仕様

仕様項目CV-SD100
発売年月2016年8月
メーカー日立
型番CV-SD100-P(フレッシュピンク)
JANコード4549873001579(フレッシュピンク)
サイクロン方式2段ブーストサイクロン(ハイブリッドサイクロン)
ヘッド・ノズルごみハンターヘッド(モーターヘッド)
本体サイズ長さ358*幅230*高さ275mm
重量本体質量2.9kg、標準質量4.4kg(本体・ホース・パイプ・ヘッドの合計質量)
吸込仕事率340W~約40W
消費電力840W~約180W
運転音59~約55dB
集じん容積0.25L
コードの長さ5m
付属品すき間用吸口、サッとハンドル、お手入れブラシ、アタッチメント、ティッシュペーパー(ダストケース装着)1枚

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