「日立 2段ブーストサイクロン CV-SA100」は「2段ブーストサイクロン」シリーズの中位機種です。
片手で長さを調節できる「サッとズームパイプ」、省エネ機能「ecoこれっきり運転」を搭載。ヘッドはモーター駆動方式の「ごみハンターヘッド」です。
後継機種は「日立 2段ブーストサイクロン CV-SC100」です(2015年8月発売)
目次
製品情報
HITACHI 日立 サイクロン式クリーナー(パワーブラシ) シャンパン 2段ブースト CV-SA100-N
「2段ブーストサイクロン CV-SA100」は日立が販売するサイクロン式クリーナーの小型軽量タイプ「2段ブーストサイクロン」シリーズ(CV-SA200・CV-SA100・CV-SA90)のスタンダードモデルです。
本体カラーは「シャンパン」。付属品は「サッとハンドル」「お手入れブラシ」「クルッと切替えブラシ吸口」「アタッチメント」の4点です。
日立 2段ブーストサイクロン CV-SY100との違いを比較
2013年モデル「日立 2段ブーストサイクロン CV-SY100」との違いを比較してみましょう。
主な違いは「本体カラー」「吸込仕事率」「消費電力」となっています。
まず本体カラーですが従来品の「ブラック(K)」から「シャンパン(N)」にリニューアルされました。
吸込仕事率は最大値が10Wパワーアップした「340W~約40W」となります。反対に消費電力は「840W~約180W」と最大値が10W小さくなり省エネ化されています。
その他の仕様については2013年モデルから変更がありません。サイズ・重量・運転音なども変わらないので基本的に「マイナーチェンジ品」と考えたほうが良いでしょう。
日立 2段ブーストサイクロン CV-SA90との違いを比較
エントリーモデル「日立 2段ブーストサイクロン CV-SA90」との違いを比較してみましょう。
主な違いは「重量」「吸込仕事率」「ヘッド」「延長パイプ」「省エネ機能」「付属品」となります。
まず重量ですが、本体・ホース・パイプ・ヘッドの合計質量である「標準質量」が下位モデルより200グラム重い「4.4キロ」となっています。これは後述するヘッドの違いが原因だと思われます。また吸込仕事率は、下位モデルの「330W~約40W」より最大値が10W大きくなっています。
ヘッドは「ごみハンターヘッド」となります。下位モデルの「パワフルエアーヘッド」は吸気で回転ブラシを駆動する「エアー式」ですが、本機はモーターを内蔵する「モーターヘッド」であり電動式の「回転ブラシ」が特長です。エアーヘッドより少し重くなりますが、ブラシが強力回転するのでカーペットや絨毯のゴミを効率よく除去できるメリットがあります。
また「からまん機構」「きわぴたスイングシャッター」「かるふきブラシ」等の便利機能を備えています。ただし上位機種の「4方向吸引スマートヘッド」で採用された「4方向吸引機構」「パワフル自走」は省略されています。
延長パイプは「サッとズームパイプ」と呼ばれる日立製クリーナー特有のタイプです。これはヘッドを踏みながら手元部のレバーを引くと、ワンタッチでパイプの長さを調節できる便利機能です。
省エネ機能は「ecoこれっきり運転」を搭載しています。これはセンサーが床の種類を検知して、吸引力やブラシの回転数を自動調節し消費電力を抑える機能です。ただし自動切り替えは「中・弱」の2段階となっています(上位機種は強・中・弱の3段階)。また「アイドリング&ストップ機能」は非搭載です。
付属品には「クルッと切替えブラシ吸口」が同梱されています。すき間用吸口とブラシ吸口の2WAYで使えるアタッチメントであり、その名の通りクルッと回すだけで使い分けられます。
製品仕様
発売年月 | 2014年8月 |
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メーカー | 日立 |
型番 | CV-SA100(N) シャンパン |
サイクロン方式 | 2段ブーストサイクロン(擬似サイクロン) |
ヘッド・ノズル | ごみハンターヘッド(モーターヘッド) |
本体寸法 | 幅23センチ*奥行き35.8センチ*高さ27.5センチ |
本体質量 | 本体のみ:2.9キロ(付属品含む:4.4キロ) |
吸込仕事率 | 340W~約40W |
消費電力 | 840W~約180W |
運転音 | 59~約55dB |
集じん容積 | 0.25L |
コードの長さ | 5m |