「パナソニック ツインサイクロン MC-SKL13A(Panasonic Twin Cyclone MC-SKL13A)」はパナソニックが販売する紙パック不要のキャニスター型掃除機です。
「ツインサイクロン式」と名付けられた吸引力を長持ちさせるシステムが特長。ヘッドから吸い込んだ空気の力でブラシを回転させる「タービンヘッド」を搭載しています。
後継機種は「パナソニック ツインサイクロン MC-SKL14A」です(2013年8月発売)
製品情報
「ツインサイクロン MC-SKL13A」は、3機種ある「MC-SKシリーズ」の中で最も低価格で販売される下位モデルです。
本機の「吸込仕事率」は最大500Wであり、他の2機種より約90W小さくなっています。理由は不明ですが、おそらくモーター出力が上位モデルより低いのだと思われます。それ以外の仕様は、上位機種の「ツインサイクロン MC-SK13A」と全く同じです。
商品名の「ツインサイクロン」とは、ダストボックス内に設置されたガイドで吸い込んだ空気を2つに分けて、旋回気流を発生させる仕組みです。これにより、ダストボックス中央の空気の通り道を確保。フィルターの目詰りを予防してパワーを長持ちさせる効果があるそうです。
しかし「ツインサイクロン MC-SKL13A」の掃除システムは、ダイソンに代表される「フィルターレスサイクロン」とは全く別物の「擬似サイクロン」なので、誤解されないよう気をつけてください。
本格的なサイクロン式掃除機は、円錐形のサイクロン発生装置で気流を発生させて、ゴミと空気を遠心分離しますが、「ツインサイクロン」はフィルターのみでゴミを取り除いており、ダストボックス内の旋回気流は、単にフィルターの目詰りを抑える効果しかありません。
それゆえ「ツインサイクロン MC-SKL13A」は、フィルターに付着したゴミやほこりを、こまめに取り除く必要があります。紙パックがいらないメリットもありますが、面倒なお手入れ作業が必要であることを考慮しておきましょう。
「ツインサイクロン MC-SKL13A」本体の他に、すき間用ノズルが付属します。
製品仕様
発売年月 | 2012年8月 |
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メーカー | パナソニック |
型番 | MC-SKL13A-H(ダークグレー) |
サイクロン方式 | 擬似サイクロン |
ヘッド・ノズル | タービンヘッド |
本体寸法 | 幅25.6センチx奥行き29.7センチx高さ23.4センチ |
本体質量 | 本体のみ: 3.7キロ(付属品含む: 5キロ) |
吸込仕事率 | 500~約60W |
消費電力 | 1000~約150W |
運転音 | 65~約53dB |
集じん容積 | 0.7リットル |
コードの長さ | 5メートル |