「日立 ごみダッシュサイクロン CV-SA8」は2014年型「ごみダッシュサイクロン」シリーズのサイクロン掃除機です。
ダストケース内の立体フィルターで旋回気流を発生させて目詰りを防ぐ構造を採用。ヘッドはエアー駆動方式の「パワフルエアーヘッド」です。
後継機種は「日立 ごみダッシュサイクロン CV-SC8」です(2015年8月発売)
製品情報
日立 サイクロン式クリーナー(タービンブラシ)ブルー【掃除機】HITACHI ごみダッシュサイクロン CV-SA8-A
「ごみダッシュサイクロン CV-SA8」は、日立が販売するリーズナブルなサイクロン掃除機「ごみダッシュサイクロン」シリーズの製品です。
2013年型には「CV-SY20」「CV-SY9」「CV-SY8」の3機種がラインナップされていましたが、2014年モデルは商品が整理されこちらで紹介する「CV-SA8」1機種のみとなっています。
2013年モデル「ごみダッシュサイクロン CV-SY8」との違いは「本体カラー」です。カラー自体は従来品と同じ「ブルー」なのですが、青い部分が円形に配置されており従来品の「ごみダッシュサイクロン CV-SY9」に近い印象に変化しました。
カラー以外の仕様については2013年型から変化がなく全く同じ機能・性能となっています。
ヘッドは旧モデルと同じ「パワフルエアーヘッド」です。これは吸い込んだ空気の力でブラシを回転させる「タービンヘッド」タイプです。「回転ブラシ」を備えており、じゅうたん・カーペットのゴミをかき上げることができますが、モーター駆動式の「モーターヘッド」に比べるとパワーが弱く床の種類によってはブラシの回転が止まることもあります。
パワフルエアーヘッドは左右90度に曲がる「クルッとヘッド」、高さ8センチ以上の隙間に入る「ペタリンコ構造」、壁際やコーナーのゴミを吸い取れる「前・左右きわ取り」などの便利機能を備えています。
サイクロン機構も従来品と同じ「ごみダッシュサイクロン」です。冒頭にも書いたようにダストケースの中で気流を回転させてフィルターの中央にゴミが付かないよう工夫したものであり、ゴミと空気の遠心分離は行っていません。
本機のようなサイクロン機構を、当サイトでは「擬似サイクロン」方式と呼び区別しています。同じサイクロン掃除機というジャンルではありますが、「粉体分離器(サイクロン)」を搭載する「フィルターレスサイクロン」方式とは全く異なる仕組みです。
擬似サイクロン掃除機は大半のゴミをフィルターで除去するので、チリが付いて目詰りすると吸引力が低下します。
これを防ぐためにコードを引くとフィルターが振動してチリを落とす「フィルターお手入れ機構」、立体フィルターに市販のティッシュを被せて汚れを抑える機能を採用しています。
排気については「クリーンフィルター」「抗菌フィルター」「一般フィルター」の三層構造となっており、吸引力が落ちた場合はダストケースと合わせて水洗い可能です。
製品仕様
発売年月 | 2014年8月 |
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メーカー | 日立 |
型番 | CV-SA8(A) ブルー |
サイクロン方式 | ごみダッシュサイクロン(擬似サイクロン) |
ヘッド・ノズル | パワフルエアーヘッド(タービンヘッド) |
本体寸法 | 幅25.5センチ*奥行き33センチ*高さ21.9センチ |
本体質量 | 本体のみ:3.9キロ(付属品含む:5.4キロ) |
吸込仕事率 | 620~約100W |
消費電力 | 1,170~約240W |
運転音 | 65~約60dB |
集じん容積 | 0.4L |
コードの長さ | 5m |