パナソニック プチサイクロン MC-SR520G

「パナソニック プチサイクロン MC-SR520G」はサイクロン掃除機「プチサイクロン」シリーズの最上位機種です。

「ローラー加飾成形」によるおしゃれなデザインが特長。「帯電フィルター」の採用により0.3μm以上の微細じんを約99.9％除去します。また「親ノズル・子ノズル」に「LEDナビライト」を内蔵。ヘッドは「パワフル自走ノズル」です。

後継機種は「パナソニック プチサイクロン MC-SR530G」です（2015年8月発売）

製品情報

パナソニック サイクロン掃除機 ピンクシャンパン MC-SR520G-P

「プチサイクロン MC-SR520G」は、パナソニックが販売する小型軽量タイプのサイクロン掃除機「プチサイクロン」シリーズのハイグレードモデルです。

フルスペックの最高級仕様であり、2013年型のプレミアムモデル「パナソニック パワープレスサイクロン MC-SS330G」の機能・性能を受け継いでいます。

「パワープレスサイクロン MC-SS330G」との主な違いは「サイズ」「重量」「吸込仕事率」「消費電力」「運転音」「集じん容積」「内蔵フィルター」「補じん性能」「ハウスダスト発見センサー」「水洗い対応」「付属品」と多岐にわたっています。

まずサイズについては、他のプチサイクロンシリーズと同じ「マガジンサイズ（A4サイズ）」のボディを採用。幅は約3センチ、奥行は約10センチ、高さは約2センチも小型化されました。また重量（本体質量・標準質量）も従来品より2.3キロ軽量化されています。

一方で吸込仕事率は最大値が130W低い「300～約110W」、消費電力も最大値が150W低い「850～約380W」に変化しています。また運転音は「57～約54dB」となり最高値が2デシベル大きくなりました。

小型化の影響により集じん容積は0.35リットル少ない「0.25L」です。また「パワープレスサイクロン MC-SS330G」は「ULPAフィルター」という高性能フィルターを搭載していたのですが、本機は「帯電フィルター」に変更されています。これにより補じん性能が「約99.999%」から「約99.9%」に低下しています（粒子径0.3μm以上の微細じんが対象）

従来品と同様にセンサーでゴミを検知する「ハウスダスト発見センサー」を採用しています。しかし「床面検知センサー」が廃止されたことにより、省エネ機能「エコナビ」と連動してブラシ回転を制御する機能がなくなりました。

ダストボックスの水洗い対応に関しては、従来品が「フタ以外水洗い可能」だったのに対して、本機は「丸ごと水洗い可能」に改良されています。また付属品の「すき間用ノズル」が「3段伸縮ロングすき間ノズル」に進化、さらに「ふとん清潔ノズル」が追加されました。

ヘッドはモーター駆動方式の「パワフル自走ノズル」を搭載。軽く押すだけでヘッドが前進する「自走機能」を備えています。

集じん方式は「パワープレスサイクロン式」です。旋回気流による「遠心分離＋空圧分離」で大きなゴミ分離・圧縮、「筒型フィルター」で小さなゴミを除去する「ハイブリッドサイクロン」タイプとなります。

下位モデル（MC-SR32G・MC-SC32RG）との主な違いは「デザイン」「重量」「補じん性能」「ハンドル」「LEDナビライト」「付属品」となります。

デザインに関しては、本機のみ「ローラー加飾成形」が採用されています。一見して分かるようにホイール部分に「タータンチェック柄」のプリントが施されて遊び心が感じられます。

重量は、本体・ホース・延長管・床用ノズルの合計質量である「標準質量」が2014年型プチサイクロンの中で最も重い4.6キロとなっています。これは後述するLEDナビライトが原因だと思われます。

補じん性能は、0.3マイクロメートル以上の微細塵を約99.9パーセント除去できるとされており、2014年型プチサイクロンの中で最も高性能です。

ハンドルは3機種の中で唯一、押しやすく引きやすい「新形状ハンドル」を採用しています。掃除場所を明るく照らすLEDナビライトは「親ノズル」と「子ノズル」の両方に内蔵されています（下位モデルは子ノズルのみに内蔵）

また本機のみ「3段伸縮ロングすき間ノズル」「ふとん清潔ノズル」の2点が付属しています。

製品仕様