「パナソニック ツインサイクロン MC-SKL14A(Panasonic Twin Cyclone MC-SKL14A)」はサイクロン掃除機「MC-SK」シリーズのエントリーモデルです。
フィルターの目詰りを抑えて吸引力を長持ちさせる「ツインサイクロン式」を採用。従来品より吸込仕事率が強化されています。ヘッドは吸気でブラシを回転させる「エアロノズル」です。
後継機種はありません(2014年型の下位機種は「パナソニック ツインサイクロン MC-SK15A」です)
製品情報
パナソニック 電気掃除機 ツインサイクロン式 ダークグレー MC-SKL14A-H
「ツインサイクロン MC-SKL14A」は、パナソニックが販売するサイクロン式クリーナー「MC-SKシリーズ(MC-SK14G・MC-SK14A・MC-SKL14A)」の下位機種です。ボディカラーは「ダークグレー」となっており、付属品は「すき間ノズル」「お手入れブラシ」の2点です。
本機は2012年に発売された「MC-SKL13A」の後継機種です。「MC-SKL13A」との違いは「サイズ」「吸込仕事率」「運転音」となります。
サイズに関しては、横幅が従来品より約1ミリ大きくなっています。また吸込仕事率が10Wパワーアップし、運転音の最小値が約2デシベル大きくなっています。
上位モデル「MC-SK14A」との違いは「吸込仕事率」「消費電力」「重量」です。
ヘッドは空気の力でブラシを回転させる「エアロノズル」です。モーターを内蔵していないので回転パワーが弱く、床の種類によってはブラシが止まることもあります。したがってエアロノズルはフローリング・畳向けと考えたほうが良いでしょう。ノズルを丸ごと水洗いできるメリットもあります。
集塵方式は「ツインサイクロン式」と呼ばれるものです。これは吸い込んだゴミと空気を2方向に曲げて旋回気流を発生。フィルターを通過する空気を分散させて目詰りを防ぐ構造です。これにより空気の流路が確保されパワーを持続できるとされています。
また紙パック内のゴミの量に合わせて吸引力を自動コントロールする「パワー持続センサー」を搭載。ゴミが溜まってくると吸い込む風量をアップするので、操作部のランプが点灯するまでゴミをしっかり吸い取れます。
「ツインサイクロン式」はダイソンのような「フィルターレスサイクロン」と異なり、ゴミと空気の遠心分離を行わないので、吸込性能を保つためにダストボックス、フィルターのこまめなお手入れが必要になります。
まずゴミ捨ての際に「チリ落としレバー」を動かしてフィルターに付着したチリを落とします。さらに「ネットフィルター」「プリーツフィルター」のゴミやホコリをお手入れブラシで取り除きます。ダストボックスは丸ごと水洗いした後、十分に乾燥させる必要があります。
この他に、掃除の途中でパイプを掛けられる「クイックスタンド」を搭載しています。
製品仕様
発売年月 | 2013年8月 |
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メーカー | パナソニック |
型番 | MC-SKL14A-H(ダークグレー) |
サイクロン方式 | 擬似サイクロン |
ヘッド・ノズル | エアロノズル(タービンヘッド) |
本体寸法 | 幅25.7センチx奥行き29.7センチx高さ23.4センチ |
本体質量 | 本体のみ: 3.7キロ(付属品含む: 5キロ) |
吸込仕事率 | 510~約60W |
消費電力 | 1000~約150W |
運転音 | 65~約55dB |
集じん容積 | 0.7リットル |
コードの長さ | 5メートル |