「パナソニック パワープレスサイクロン MC-SS330G(Panasonic Power Press Cyclone MC-SS330G)」はプレミアムクラスのサイクロン掃除機「MC-SSシリーズ」の2013年モデルです。
「ダブル反転気流」と「ULPAフィルター」で吸引力を99%以上持続。ヘッドは「パワフル自走ノズル」を採用しており「子ノズル」にもLEDナビライトを搭載しています。
後継機種は「パナソニック プチサイクロン MC-SR520G」です(2014年8月29日発売)
製品情報
「パワープレスサイクロン MC-SS330G」は、パナソニック製サイクロン掃除機の高級機種「MC-SSシリーズ」の2013年モデルです。ボディカラーは「プレミアムレッド」の1種類のみ。付属品は「すき間用ノズル」「ホース掛け」「お手入れブラシ」の3点です。
「MC-SSシリーズ」の2012年モデルは3機種ラインナップされていました(MC-SS520GX・MC-SS320GX・MC-SS220G)。しかし2013年モデルは「ナノイー(nanoe)」を搭載する機種が廃止され「MC-SS330G」1機種に統合されています。
今回紹介する「MC-SS330G」のスペックは、2012年型のエントリーモデル「MC-SS220G」に近い内容となっています。旧モデルとの違いは「子ノズルにLEDナビライトを追加」「本体カラー」です。
2012年モデルは「親ノズル(ヘッド)」にLEDナビライトを内蔵していましたが、2013年モデルはヘッドを外すと現れる「子ノズル」にもLEDライトを搭載して、部屋の隅やすき間を見やすく改良しています。
これ以外の機能・性能は2012年型の「MC-SS220G」と同一です。
ヘッドは「パワフル自走ノズル」と呼ばれるものです。これはモーター駆動方式のヘッドで回転ブラシを電動で回します。底面には小型ローラーがあり、ヘッドを軽く押すだけで前進する自走機能を備えています。さらにペダルを踏むだけで「親ノズル」と「子ノズル」に分離できる構造(親子のノズル)となっています。
サイクロンシステムは「パワープレスサイクロン式」と呼ばれる遠心分離とフィルターを組み合わせたハイブリッドタイプです。
ダストボックスの「メタルメッシュシリンダー」で外側と内側に逆方向の気流を発生。遠心分離性能を向上させた「ダブル反転気流」を採用しています。さらに「逃がさんフィルター」と「ULPAフィルター」で微細なゴミを除去する仕組みです。この3段階方式により、0.3μm以上のハウスダストを約99.999パーセント捕集できる性能を実現しています。
ハイブリッドサイクロン方式は、フィルターに汚れが付着すると吸引性能が低下してしまいます。これを予防するために「リニア振動フィルター自動クリーニング」を搭載しています。この機能は、コンセントを差し込んだ時に自動でお手入れが作動し、プリーツフィルターのゴミを振動で落とします(コードを差し込むと「ブーン」という音がします)。
省エネ機能はパナソニック独自の「エコナビ(ECONAVI)」となります。
ホース基部に設置された「ハウスダスト発見センサー」で検知したゴミの量に合わせてパワーをコントロール。ゴミを発見した場合はランプ点灯でお知らせします。さらにヘッドの「床面検知センサー」で床の種類を判断。パワーとブラシ回転数を制御します。またヘッドを持ち上げると約3秒後に運転停止する「アイドリングオフ機能」も搭載。これらの組み合わせにより、消費電力量を約56パーセントに抑える事が可能です。
製品仕様
発売年月 | 2013年8月 |
---|---|
メーカー | パナソニック |
型番 | MC-SS330G-R (プレミアムレッド) |
サイクロン方式 | ハイブリッドサイクロン |
ヘッド・ノズル | パワフル自走ノズル(自走式モーターヘッド) |
本体寸法 | 幅26.8センチx奥行き40センチx高さ31.3センチ |
本体質量 | 本体のみ: 5キロ(付属品含む: 6.9キロ) |
吸込仕事率 | 430~約90W |
消費電力 | 1,000~約300W |
運転音 | 55~約48dB |
集じん容積 | 0.6リットル |
コードの長さ | 5メートル |