「日立 ごみダッシュサイクロン CV-SW20(HITACHI Gomi Dash Cyclone CV-SW20)」は日立製サイクロンクリーナー「ごみダッシュサイクロン」シリーズの最上級モデルです。
「カーボンライト」のヘッド&パイプ、ボタンを押すとフタが開く「ごみダッシュ」機構を搭載。モーター駆動方式の「ワイドごみハンターヘッド」が付属します。
後継機種は「日立 ごみダッシュサイクロン CV-SY20」です(2013年8月発売)
製品情報
「CV-SW20」は、4機種ラインナップされる「ごみダッシュサイクロン」シリーズ(CV-SW20・CV-SW10・CV-SW9・CV-SW8)のプレミアムモデルです。
本体の塗装部に、傷付きにくく光沢を保つ「UVメタリックコーティング」を採用。本体ケースのデザインは紙パック式掃除機「CV-PW20」と共通です。ボディカラーは「シャンパン(N)」と「フレッシュピンク(P)」の2色が用意されています。
下位モデル「CV-SW10」との違いは「吸込仕事率」「重量」「ヘッド・パイプ」「省エネ機能」「捕集率」「かるワザグリップ」「付属品」です。
まず「吸込仕事率」は下位機種と比べて10W大きくなっています。一方「重量」については100グラム重くなっていますが、「ヘッド・パイプ」に「カーボンライト」と呼ばれる、日立独自のカーボン繊維強化プラスチックを使用することで、軽量化を実現しています。
「省エネ機能」は、「強・中・弱」の3段階でパワーを自動調節する「ecoこれっきり運転」、掃除を中断するとパワーオフになる「アイドリング&ストップ機能」を搭載。消費電力量を最大75パーセント節電できるそうです。排気性能に関しては、排気を上方に分散させてホコリの舞い上がりを抑える「分散上方排気」、 高性能フィルターにより「捕集率約99パーセント」を達成しています。
手元グリップは、握りやすく押し引きしやすい「かるワザグリップ」、ダストカップにはボタンを押すだけでフタが開く「ごみダッシュ」が採用されています。また本機のみに「クルッとブラシ」「すき間用吸口ホルダー」が付属します。
幅30センチの「ワイドごみハンターヘッド」を搭載。このヘッドはブラシの回転で前に進む自走機能を搭載しています。また左右90度に曲がる「クルッとヘッド」、8センチのすき間に入る「ぺタリンコ構造」、糸くずや髪の毛が絡みにくい「からまん機構」、前部のシャッターが前後に開いて壁際のゴミを吸い取れる「きわぴたスイングシャッター」等の便利機能、フローリングの菌も拭き取れる「かるふきブラシ」を採用しています。
本機のサイクロンシステムは、吸い込んだ空気を立体フィルターで曲げて、旋回気流を発生させるというものです。これでゴミと空気を分離するとされていますが、大部分のゴミはクリーンフィルターで除去する「擬似サイクロン」方式です。
フィルターの中央にゴミが付着しないよう空気の流れを左右に分ける構造、電源コードを引くとフィルターが振動してチリを落とす「フィルターお手入れ機構」等で、吸引力の低下を抑える工夫が見られますが、ダイソンに代表される「フィルターレスサイクロン」方式とは全くの別物です。
付属品は、ワイド曲が~るロング吸口、クルッとブラシ、サッとハンドル、お手入れブラシ、すき間用吸口、すき間用吸口ホルダー、アタッチメント、ティッシュペーパー(ダストケース装着)1枚となっています。
製品仕様
発売年月 | 2012年8月 |
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メーカー | 日立 |
型番 | CV-SW20-N(シャンパン) CV-SW20-P(フレッシュピンク) |
サイクロン方式 | 擬似サイクロン |
ヘッド・ノズル | 自走式モーターヘッド(ワイドごみハンターヘッド) |
本体寸法 | 幅25.5センチx奥行き33センチx高さ21.9センチ |
本体質量 | 本体のみ:4キロ(付属品含む:5.7キロ) |
吸込仕事率 | 640~約100W |
消費電力 | 1,150~約240W |
運転音 | 65~約59dB |
集じん容積 | 0.4リットル |
コードの長さ | 5メートル |