パナソニック MC-HS700G

「パナソニック MC-HS700G（Panasonic MC-HS700G）」はコード式とコードレス式の両方で使えるハイブリッド電源タイプのサイクロン掃除機です。

「MC-HS700G」は「ダブル反転気流」と「USBポート」を搭載するハイブリッド電源掃除機の上位モデル。ヘッドは「パワフル自走ノズル」です。

「パナソニック MC-HS700G」の実売価格は75,000円前後です。

製品情報

パナソニック サイクロン掃除機 メタリックシルバー MC-HS700G-S

「MC-HS700G」はパナソニックが販売する「MC-HS」シリーズのサイクロンクリーナーです。「MC-HS700G」と「MC-HS500G」の2機種があり、コード式とコードレス式の両方に対応したハイブリッド電源が特長。広い場所はコード式、階段や隙間の掃除はコードレス式といった風に、掃除場所に合わせて電源タイプを使い分ける使用方法が提案されています。

本体カラーは「メタリックシルバー」の1種類のみ。付属品は「電池」「充電台」「すき間ノズル」「ホース掛け」「お手入れブラシ」の5点となっています。

下位モデル「パナソニック MC-HS500G」との違いは「サイクロンシステムの構造」と「バッテリーの出力用USBポート」「本体カラー」です。これ以外の仕様はほとんど同じです。

まずサイクロンシステムについては、本機のみ「ダブル反転気流」と呼ばれる機能が採用されています。これはダストボックスに内蔵されるメタルメッシュシリンダーの外側と内側で気流を反転させて、ゴミと空気の遠心分離性能を高めるものです。

一方「USBポート」についてはコードレス用のバッテリーに搭載されており、停電などの非常時にバックアップ電源として使用できます。例えばスマートフォン（パナソニック製P-03E）なら約60時間の通話ができる容量を備えています。

コードレス式の電源は新開発の「ハイパワーリチウムイオン電池」を採用しています。これは掃除機のローラー部分に収まるコンパクト設計で重量は約1キロ。約1,500回の充電が可能です。連続使用時間は強モードで約15分、自動モードで約20分。充電時間は約5時間です。充電は、掃除機を本体ごと充電器にセットするか、電池のみを充電器にセットして行います。

ヘッドはモーター駆動式の「パワフル自走ノズル」です。他社では「モーターヘッド」「パワーノズル」と呼ばれるタイプで、軽く押すだけで前に進む「自走機能」を備えています。

また床上を漂うホコリを吸引する「エアダストキャッチャー」、静電気を抑制して汚れを引き剥がす「フローリングの菌までふき掃除」、ペダルを踏むだけで親ノズルと子ノズルに分離する「親子のノズル」、すき間や暗がりを明るく照らす「LEDナビライト」など、パナソニック製サイクロン掃除機に共通する機能を搭載しています。

サイクロンシステムは「パワープレスサイクロン」と呼ばれるものです。これは大きめのゴミを遠心分離、微細なゴミはフィルターで除去する「ハイブリッドサイクロン方式」です。ダイソンのような「フィルターレスサイクロン方式」と比べるとフィルターのお手入れを頻繁に行う必要がありますが、手動の「回転グリップ式フィルタークリーニング」機能を搭載しており、掃除後に回転グリップを3回以上回すことで手軽にゴミを落とせる工夫がされています。

ホース基部に高速赤外線センサーを内蔵する「ハウスダスト発見センサー」を搭載。通過するゴミ（約20μm以上）を検知すると操作部のランプが点灯してお知らせします。この「ハウスダスト発見センサー」は後述する省エネ機能と連動しています。

省エネ機能はパナソニック独自の「エコナビ（ECONAVI）」を採用。これは、ノズルが約3秒以上浮くと運転を自動停止する「アイドリングオフ機能」、掃除場所のゴミの量に合わせてブラシの回転速度を調整する「ブラシ回転制御」、パワーを調整する「ハウスダスト発見センサー」で構成されており、自動モードで使用した時にムダな電力消費をカットします。

製品仕様