「ダイソン DC26 CF モーターヘッド エントリー DC26CFMHENT(Dyson DC26 Carbon Fibre Motorhead Entry)」はダイソンが日本向けに開発したサイクロン掃除機「DC26」シリーズのエントリーモデルです。
一部の付属品を省略して低価格を実現。電動式の回転ブラシを内蔵する「モーターヘッド」を搭載しています。
「ダイソン DC26 CF モーターヘッド エントリー DC26CFMHENT」の実売価格は74,000円前後です。
目次
製品情報
Dyson キャニスター掃除機 DC26CFMHENT
ダイソン製品には「コンプリート(Complete)」と「エントリー(Entry)」という商品があり、「エントリー」は一部の付属品を省略して価格を抑えてあるのが特長です。
「DC26 CF モーターヘッド エントリー」は、2013年4月からDC26シリーズのラインナップに追加されたニューモデルです。上位モデル「ダイソン DC26 CF モーターヘッド コンプリート」との違いは、「付属品」「本体カラー(サテンパープル)」となっています。
「エントリー」の付属品は「コンビネーションノズル」と「ミニT字型ノズル」のみとなっており、「コンプリート」に付属する「フトンツール」「ソフトブラシツール」「フレキシブル隙間ノズル」は省略されています。それ以外の機能・性能に違いはありません。
DC26シリーズのセールスポイントは、日本の住宅事情を考慮して小型軽量化されたボディです。ほぼA4サイズ1枚に収まるので置き場所にも困りません。またヘッドやホース等の部品も日本向けに小さく設計されています。
「DC26 CF MH ENT」のサイクロンシステムは「Root Cyclone(ルートサイクロン)テクノロジー」と名付けられた独特なものです。円錐形の小型サイクロンをハチの巣のように並べて強大な遠心力を発生。フィルターに頼らず微細なチリまで分離します。
ゴミを吸い込むヘッド部分は、モーター駆動方式の「モーターヘッド」です。ナイロン素材の「カーボンファイバーブラシ」を搭載。静電気を抑制してフローリングに付着したホコリをきれいに取り除きます。
排気に関しても0.5ミクロンのハウスダストまで99.8パーセント分離可能です。さらにHEPAレベルのポストモーターフィルターによってクリーンな空気を実現。英国アレルギー協会もダイソンを推奨しているそうです。
評判・レビュー
長所
「DC26 CF モーターヘッド エントリー」は、非常にコンパクトなサイクロンクリーナーです。特に奥行が32センチと短いので狭い場所にも置きやすいと思います。
他社の小型サイクロン式掃除機はフィルター併用の「ハイブリッドサイクロン」が多くお手入れが面倒なのですが、「DC26」はサイクロンのみでゴミを分離する「フィルターレスサイクロン」です。
したがってプレモーターフィルターのお手入れは「2年に一度」で良いとされています。
短所
DC26シリーズの欠点は「音」が非常に大きいことです。
「キュイーン」という金属系の高い音は耳障りに感じられるかもしれません。運転音の数値は公表されていませんが、おそらく70dB(電話のベル)を超えているよう思います。
手元のパワー調節ボタンで「弱」にすると多少静かになりますが、なるべく購入前に実機を動かして確認することをおすすめします。
製品仕様
発売年月 | 2013年4月 |
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メーカー | ダイソン |
型番 | DC26CFMHENT(アイアン/サテンパープル) |
サイクロン方式 | フィルターレスサイクロン |
ヘッド・ノズル | モーターヘッド |
本体寸法 | 幅20.5センチx奥行き32センチx高さ26.6センチ |
本体質量 | 本体のみ:3.3キロ(付属品含む:5.88キロ) |
吸込仕事率 | 170W |
消費電力 | 1,100W |
運転音 | 未公表 |
集じん容積 | 0.68リットル |
コードの長さ | 5メートル |