「日立 2段ブーストサイクロン CV-SY100(HITACHI 2 Boost Cyclone CV-SY100)」は「2段ブーストサイクロン」シリーズの小型軽量タイプ下位モデルです。
従来機種より約17%軽い本体質量2.9キロを実現。モーター駆動方式の「ごみハンターヘッド」を採用しています。
後継機種は「日立 2段ブーストサイクロン CV-SA100」です(2014年8月発売)
製品情報
日立 サイクロンクリーナー 2段ブーストサイクロン 小型・軽量ボディ ブラック CV-SY100 K
「2段ブーストサイクロン CV-SY100」は、日立のサイクロン掃除機「2段ブーストサイクロン」シリーズ6機種の中で、「小型軽量タイプ」とされる2機種(CV-SY200・CV-SY100)の下位機種です。本体カラーは「ブラック(K)」の1色のみがラインナップされています。
付属品は「サッとハンドル」「お手入れブラシ」「クルッと切替えブラシ吸口」「アタッチメント」「ティッシュペーパー1枚(ダストケース装着)」の5点です。
上位モデル「CV-SY200」との違いは「ヘッド」「グリップ」「省エネ機能」「付属品」「ボディカラー」です。またヘッドとパイプの「カーボンライト」が省略されています。
ヘッドは上位機種に採用された「スマートヘッド」ではなく、従来品と同様の「ごみハンターヘッド」です。モーター駆動方式を採用しており、幅約26センチのコンパクトタイプですが、前進をアシストする自走機能は省略されています。
またヘッドとパイプにカーボン素材を使用した「カーボンライト」が省略され、グリップは「かるワザグリップ」と呼ばれる握りやすいタイプではなく、廉価モデルと共通の形状に変更されています。
省エネ機能は「アイドリング&ストップ機能」が省略され、吸引力を自動コントロールして消費電力を抑える「ecoこれっきり運転」は、「中」「弱」の2段階にとなっています。
付属品は「クルッとブラシ」と「すき間用吸口」を省略。代わりに「クルッと切替えブラシ吸口」がセットされています。
これ以外の機能・性能は、上位モデル「CV-SY200」と共通しています。
サイクロン機構は、ダストケースが2部屋に別れた「2段ブーストサイクロン」です。ヘッドから吸い込まれたゴミは1段目でゴミと空気に遠心分離。さらに2段目でゴミを圧縮する仕組みとなっています。ただしゴミの全てがサイクロンで遠心分離されるわけではなく、大部分のゴミはダストケースのフィルターで取り除かれます。
「2段ブーストサイクロン」は他社製品と比べてフィルターを通過するゴミの量が多いので、汚れやすく吸引力が落ちやすいのが弱点です。これをカバーするために、電源コードを引くとクリーンフィルターを振動させてチリを落とす「フィルターお手入れ機構」、フィルターにティッシュペーパーをセットして汚れの付着を抑える機能が採用されています。
製品仕様
発売年月 | 2013年8月 |
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メーカー | 日立 |
型番 | CV-SY100(K) ブラック |
サイクロン方式 | 擬似サイクロン |
ヘッド・ノズル | ごみハンターヘッド(モーターヘッド) |
本体寸法 | 幅23センチx奥行き35.8センチx高さ27.5センチ |
本体質量 | 本体のみ:2.9キロ(付属品含む:4.4キロ) |
吸込仕事率 | 330~約40W |
消費電力 | 850~約180W |
運転音 | 59~約55dB |
集じん容積 | 0.25リットル |
コードの長さ | 5メートル |